Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ベルリン、僕らの革命

2005-11-16 00:15:51 | 映画 は行
『グッバイ、レーニン!』のダニエル・ブリュールが出演しているというので借りてみた。練習→合わせの連続の毎日、気分転換になるか?な。

監督・脚本:ハンス・ワインガルトナー

出演:ダニエル・ブリュール
   ジュリア・ジェンチ
   スタイプ・エルツェッグ
   ブルクハルト・クラウスナー  *あらすじgoo映画

結論からいうと・・・十分に気分転換になりましたすかっとしましたよん!!

1989年のベルリンの壁の崩壊からもう16年が経っているのだと改めて思う。随分、貧富の差が顕著になり社会問題となっていることが伝わってくる。そのベルリンに住むヤン(ダニエル・ブリュール)と親友のピーター(スタイプ・エルツェッグ)には、とんでもない秘密があった。ピーターの恋人であるユール(ジュリア・ジェンチ)の引越しを手伝ったヤンは、その秘密を打ち明けてしまう。惹かれあってゆくヤンとユールだが、物語は思いがけない方向に三人を導いてゆく。

ヤンとピーターの「エデュケーターズ」の作り出す造形物が何ともシュールで魅力的に映る。息もつかせぬ展開にはらはら、どきどきの連続。ついつい応援してしまっているヤン、ピーター&ユールの三人組のパワーに、未来も捨てたもんじゃないと明るい希望を抱く。
理想と現実のギャップの中でもがきながら、理想を捨てない事で生きてゆけるということについて思う。理想=夢といってもいいかもね、さわやかな風が吹きぬけた。
しかし、東西ドイツの統一というのは統一が最初の一歩でそこから社会をどう構築していくかは模索の真っ最中であるのだと再認識する。
必死で生きてるんだよね、みんな、この地球上で!

『グッバイ、レーニン!』についての記事はこちら
コメント (4)
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