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監督:イ・ジェハン
出演:チョン・ウソン ソン・イェジン
先日、鑑賞しました。丁度「映画の日」だったせいか、この映画の吸引力か、多分両方が相まって夜の時間だというのに結構な人の入りだった。
色んなところで「号泣する映画」との話を耳にしていたので、つい出掛けに「ハンカチよ~し!」とチェックしてしまう。何しろ、実際に号泣しちゃったあの『ラブストーリー』のソン・イェジンがヒロインと聞くだけでもう既に期待に胸が高鳴るではないか!
「彼女がすべての記憶をなくしていきます。名前も、歳も、そして愛していた僕さえも」
とにかく美しい映像でチョルス(チョン・ウソン)とスジン(ソン・イェジン)の愛の姿がより悲しく浮かび上がる。記憶が失われていく恐怖・・・。「この病気は精神の死が肉体の死より先にやってくる」という医師の言葉が重い。
一番悲しかったのは、やはりスジンの手紙のところかな。火を使っている場面ではスジンの様子が気になるより、火事になったらどうしようと気がもめてしまって・・・こんな時にあくまで現実的になってしまう私。しかし会場内は明らかに泣いている声、鼻をグスグスさせる音が響いておりました・・・。
私は泣かなかったけれど、だからといってこの映画がよくなかったという訳ではないですよ。チョン・ウソンは格好いいし、ソン・イェジンも可憐だったしね。