2020.7.24. Fri. 『まこわやさしいか』
朝:
デラウエア (連れ、こぱん)
コーヒー
バナナ・ジュース ㋕
林檎ヨーグルト (連れ) ㋕
昼: 鯨に合わせてみるべくグラスに半杯だけ。
蒟蒻巻き2種 山クラゲ、牛蒡 ㋑㋳
剣先イカのお刺身 イクラ ㋚
剣先イカげその天麩羅 ㋚
ナガス鯨の生姜焼き 南瓜、パプリカ、青唐、玉葱、あわび茸、椎茸 ㋑㋳㋛
赤飯 ㋮
具沢山お味噌汁 揚げ、大根、玉葱、長芋、しめじ、昆布茶 ㋮㋳㋑㋛㋻
ラ クロズリー ド カマンサック 2012
「ボルドー格付け第5級、シャトー カマンサックのセカンド・ワイン、ラ クロズリー ド カマンサック 2012です!先日飲みましたが、今、かなりいい感じの飲み頃です!
1960年代から新オーナーとなったフォルネール家が、《ボルドー近代ワイン造りの父》エミール・ペイノー氏と共に品質向上に情熱を注ぎ、大幅な改革を実行、その後、著名コンサルタントミッシェル・ロラン氏が関わり、その実力が知られるようになった、シャトー・カマンサック。このセカンド・ワイン、ラ クロズリー ド カマンサック 2012は、そんな生まれ変わったカマンサックの魅力を、実感して頂けます!こういう隠れたお値打ちを見つけると。ワイン好きならワクワクしますよね!
カシスや少し乾いたスミレ、柔らかなスモークのタッチに腐葉土、その奥に干しイチジクのニュアンスなどが、美しくまとまりのある印象で香ります。味わいは伸びやかでつやのある質感に、香り同様の風味が滑らかに広がり、良く溶け込んだタンニンが中盤に芳しさを醸しだしています。飲み心地よく、バランスの良さと出過ぎないのに心地よい風味を残す美味しさは、今まさに飲み頃の魅力を感じさせてくれます。」
紫のヒントが特徴的なボルドー。 ライトで薄い感は否めない。
ピークは過ぎたかと思われる状態。
おやつ:
アイス・コーヒー
引き出のお菓子とお赤飯。
夜: 兄も交え、『カシェット』さんで。 ワインを4本持ち込ませてもらう。
シャンパーニュ サロン ブラン・ド・ブラン ブリュット ル・メニル ミレジム 1999年
Champagne SALON Blanc de Blancs Le Meshil Brut Millesime 1999
サロンを一言でいえば、完全主義に尽きる。わずか1種類のシャンパーニュしか造らず、むろんのことブラン・ド・ブランで必ずヴィンテージが入り、シェフ・ド・カーヴがサロンの名に値するワインになったと考える年にだけ、リリースされる。この「マルク」(ブランドまたは銘酒の意)を創めたのは、ユジェーヌ・エメ・サロンである。子供のころからシャンパーニュ造りの技法を学んできたシャンパーニュ人だが、教師になった後パリで毛皮商として成功し、政治家になった人物である。かたや、彼は当時有数のグルメで、「クラブ・デ・サン」(百人クラブ)という究極の美食会を組織した。
現在ローラン=ペリエが所有するサロンは、1ヘクタールの畑をル・メニルに有するが、用いるブドウの大半は、この村の栽培者から買い入れたものである。シャンパーニュの造り方はとても伝統的であって、マロラクティック発酵をさせず、「ドゥミ・ミュイ」(約130リットル)入りの樽で熟成させる。
1911年以来、サロンは10年に3ないし4回だけ、ヴィンテージ宣言が発せられた(注:これはポートワインの流儀にならった表現。つまりは10年に数回しか、年号入りサロン、すなわちサロンは、造られないということ)。現在入手可能な1988年は、クラシックで完璧なワインであって、複雑・沈着・均整・後味の長さは言語に絶する。できることなら、是非とも買うべきである。 ~以上ワイン王国より抜粋
サロンは伝説であり、完璧主義の物語だ。サロンは必ずグラン・クリュ・ル・メニル産のブラン・ド・ブランであり、必ずヴィンテージが記され、そしてその最高の評価にふさわしいワインだとシェフ・ド・カーヴが考える時にのみリリースされる。サロンには樹齢40年の古木の葡萄のみが使われ、果実は手で摘まれ、選別される。まさに最高の年にしか造られないワインだ。
ボランジェ ラ・グランダネ 2008
「ワインアドヴォケイト:97+ポイント
当たり年の中の当たり年、2008年ヴィンテージ 英国では割当の3倍の需要があったそうです(ワインレポートより) ヴィンテージの特性 “ボランジェ・スタイル” “テロワールの素晴らしさ” “伝統的製法” 全てがこの1本におさめられている、逸品! アッサンブラージュ:ピノ・ノワール71%、シャルドネ29%。 ラ・グランダネ2008は、「1846 ボランジェ・ボトル」と呼ばれる、独特な形をしたボトルで熟成させた最初のプレステージ・キュヴェです。 このボトルは、ワインの質を高める特性を持った19世紀のボトルにインスパイアされ新たにデザインされたものです。 18のクリュ:主にアイ及びヴェルズネ産ピノ・ノワール、メニル=シュール=オジェ及びクラマン産シャルドネを使用.キュヴェ(一番絞り)のみを使用。すべてオーク樽で発酵。ボランジェでは、非常にクオリティーの涵い年のみヴィンテージ・シャンパーニュを生産します。2008年の収獲は驚くような成熟度と傑出した酸を持ち、限りない奥深さを持つ、卓越したクオリティーのヴィンテージ・シャンパーニュが生まれました。 ラ・グランダネはブドウの当たり年にのみ造られます。ヴィンテージの特性と同時に、“ボランジェ・スタイル”“テロワールの素晴らしさ”“伝統的製法” が感じられるシャンパーニュです。マルヌ県のグランクリュとプルミエクリュのみをオーク樽で一次発酵させた後、コルク栓をしてカーヴで最低でも5年間熟成させます。荘厳な深みと、ヴィンテージによってトーンの異なるリッチで複雑な凝縮感あるアロマがあります。 『死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン』山本昭彦(講談社)で「飲まずに死ぬと後悔する10本のシャンパン」としてラ・グランダネ1999ヴィンテージが登場しています。
ワインアドヴォケイト:97+ポイント :Drink Date 2022 - 2060
Reviewed by William Kelley Issue Date 30th Mar 2019 Source End of March 2019, The Wine Advocate Bollinger's
2008 La Grande Annee is superb, wafting from the glass with aromas of crisp orchard fruit, ripe lemons, honeycomb, warm biscuits, dried white flowers and a delicate top note of walnuts and fino sherry. On the palate, the wine is full-bodied, broad and vinous, with a beautifully refined mousse, superb concentration at the tightly wound core, incisive acids and a supremely elegant intermingling of Bollinger's oxidative stylistic signatures with fresh, vibrant fruit. The finish is long, precise and chalky. This is a Grande Annee built for the cellar?the real excitement will come with a bit more bottle age?but this is already a thrilling Champagne in the making. Finished with eight grams per liter dosage, it was disgorged by hand in July 2018. This is also the first vintage of Grande Annee to be bottled in Bollinger's new narrower-necked 1846 bottle, which should make for a slower evolving wine.」
Corton-Charlemagne Grand Cru 2010 Simon BIZE
「限りなくペルナンベルジュレス村寄りの小さな区画。なのでコルトン寄りのものの厚みに対し、エレガントさときりっとした酸とミネラル感が身上のコルトンシャルルマーニュ。うちの区画のお隣には大親友クリストフ・ルーミエの畑があり、うちが日ごろその畑を管理しその代わり彼がうちのラトリシエールを面倒見てくれる、そんな関係です。(シモン・ビーズ)
97年が初ヴィンテージとなったシモン・ビーズのコルトン・シャルルマーニュは、ぺルナン・ヴェルジュレス側のアン・シャルルマーニュに位置する最も西向きの区画。それだけにこのドメーヌらしい、ピンと張りつめた緊張感が支配する。ピュアな酸味を覚えるミネラル。真のコルトン・シャルルマーニュとはこのようなワインを指す。」
除梗の割合 | 無除梗 |
---|---|
発酵(樽/タンク) | オーク小樽 |
発酵温度 | 最高18~22度 |
発酵期間 | 2ヵ月間 |
使用酵母 | 天然酵母 |
熟成(樽【新樽率】/タンク) | 50% |
熟成期間 | 9~12ヵ月 |
マロラクティック発酵の有無 | する(自発的に) |
瓶詰め時のフィルターの有無 | する |
所有面積 | 0.20ha |
土壌 | 石灰質 |
ぶどう品種(セパージュ) | Chardonnay 100% |
ぶどうの仕立て | ギュイヨ・サンプル |
平均樹齢 | 1938年に植樹 |
密植度 | 1000本/ha |
平均年間生産量(本数) | 800本 |
収穫量 | 40~50hl/ha |
収穫方法 | 手摘み |
農法 | リュット・レゾネ |
BIO認証団体 | なし |
Simon BIZE:
サヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーな村ながら、きわめてエレガントなワインを造ることで知られるシモン・ビーズ。
ドメーヌの創立は1880年。現当主、パトリック・ビーズの曽祖父シモンがわずかなブドウ畑を耕作することから始まった。
実は祖父もシモン、父もシモンという。そして父シモンが1950年にドメーヌを引き継ぎ、ワインを元詰めし、自らワインの販売に乗り出すことを決意。ワインの品質はレストランやワイン愛好家の間で評判となる。
パトリックが継いだのが1972年。それまで特級畑のなかったドメーヌに、1995年、ラトリシエール・シャンベルタン、1997年、コルトン・シャルルマニュが加わり、今日、総面積22ヘクタールにまで発展している。
白の醸造方法は収穫後のブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュ。小樽に移して発酵。クリマに応じて6~12ヶ月の樽熟成を行う。新樽率は15~30%と少なく、古い樽は5年ものまである。
バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断するという。
赤ワイン造りもクラシック。除梗はあくまで部分的で全房の比率が高い。15度で4、5日の低温マセレーションの後、柔らかな抽出のためピジャージュは足で行い、木桶でアルコール発酵。その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多い。
収穫翌年の1月から3月にかけてすべてのワインを瓶詰めする。
シモン・ビーズのワインの特徴は”端正”のひと言。白はきれいな酸味が基調でミネラルに富み、赤はしなやかながらストラクチャーはしっかりしてる。いわゆる過剰なところがないのがこのドメーヌの特徴であり、料理と合わせるとじつにおいしく、その値ごろ感からもレストラン向けのワインといえるだろう。
ご存知の方も多いように、パトリックの奥さんは日本人の千砂さん。長男ユーゴと長女ナスカのふたりの子供にも恵まれ、ますます質に磨きがかかっている。
Chateau Lafite Rothschild 1990
Critic | Score | When to drink |
Falstaff Magazin | 97/100 | |
Robert Parker The Wine Advocate | 96/100 | 2014 to 2044 |
Wine Spectator | 95/100 | |
CellarTracker | 94/100 (77 notes from 60 users ) | |
Jean-Marc Quarin | 94/100 | 2003 to 2030 |
La Revue du Vin de France | 19/20 | |
Jancis Robinson | 18.5/20 | 2000 to 2020 |
こぱん
こぱん
ダブル・エスプレッソ
プティ・フール