日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

12/2 伊勢の食材

2015-12-02 23:25:16 | Today's Menu

2015.12.2. Wed.  『まごわやさしいか』 

朝:

 野菜たっぷりスープ   ㋳㋑㋛

 イカ焼き   ㋚

 ル・レクチェ

 柿

 荷物備忘録。

  金平セット  蒟蒻、人参、牛蒡、胡麻

  しゃぶしゃぶセット  蒟蒻、舞茸、大根、玉葱、白菜、水菜、菊菜

  カット野菜  ほうれん草、真菜、菊菜、水菜、白菜

  ブロッコリー

  ソーセージ、『三田屋』のロース・ハム

  果物類  リンゴ、みかん、柿、梨、ル・レクチェ

  ワイン・ドリンク類

  お菓子類

  春雨スープ等

  行平、鍋

  お土産

 こぱんちゃんを送りがてら、お伊勢さんに立ち寄る。

    

 内宮  所々で紅葉を楽しみました。

    

     

 おはらい町、おかげ横丁を散策。

 『すし久』にて昼食。  三重県伊勢市宇治中之切町20  0596-27-0229

   

 梅 てこね寿し 1,190円(税込) てこね寿司、炊き合わせ、小鉢   ㋚㋳㋑㋙㋻㋮

    

 季節のてこね膳 2.270円(税込) 季節のてこね寿し、刺身、炊き合わせ、小鉢二品、赤だし、デザート   ㋮㋙㋻㋳㋚㋛㋑

    

 『豚捨』  コロッケと松阪牛を購入。

     

 コロッケ   ㋑

    

 『豆腐庵山中』で豆腐を購入。

 『岩戸屋』でお土産を購入。

 『へんばや商店』で「へんば餅」を購入。

   

 鳥羽からフェリーに乗って伊良湖へ。 4:30発に絶妙なタイミングで飛び乗る。 1時間弱の航海だったが、着く頃にはすっかり日が暮れていた。

     

    

 コーヒー

夜: こぱんちゃんのお部屋で、伊勢の食材を。

 蛤蒲鉾   ㋚

   

 大根の金平   ㋳

 『豚捨』のコロッケ   ㋑   

   

 しゃぶしゃぶ  松阪牛、豆腐、舞茸、大根、玉葱、ま菜、菊菜   ㋮㋛㋳

   

 チーズ   

 Domaine Leroy Coteaux Bourguignons 2011 Bourgogne White Dry

   ドメーヌ・ルロワ・コトー・ブルギニョン・ブラン [2011]年 (750ml) ≪生産者蔵出し≫

       

「フレッシュな果実感。 バナナやピーチのニュアンスがあります。 今飲んで十分美味しい。 そしてマダムのワインらしい気品もあります。 誕生した新呼称、アリゴテも使えるはずですが、アナウンスでは、こちらはシャルドネ100パーセントとの事です。

■ドメーヌ・ルロワ■

1980年、アンリ・ルロワが死去し、ルロワ社の事業をラルー・ビーズ・ルロワ女史がすべて引き継ぎ、1988年より日本の企業の「フランス高島屋」がルロワ社に資本参加しました。(※この資本参加は、1990年にフランス政府大蔵省より正式な投資許可が降りました。)

このフランス高島屋資本を元に1988年7月26日にヴォーヌ・ロマネ村の特級畑を所有するドメーヌ・シャルル・ノエラを買収し、ドメーヌ・ルロワと改名し、ここにドメーヌ・ルロワが誕生し、更に、この年、ラルー・ビーズ・ルロワ女史は、夫のマルセル・ビーズ氏と供に、サン・ロマン村のドメーヌ・ドーヴネィを買取り、100%ルロワ夫妻によるプライベート・ドメーヌとしてスタートします。

マダム・ルロワは続いて、ジュヴレ・シャンベルタン村のドメーヌ・レミィを手中し納め、ジュヴレ・シャンベルタンからポマールまでの各地に22.42haの自社畑を所有する大ドメーヌに成長しています。

また、ドメーヌ・ルロワでは、マダム・ルロワが自ら総指揮をとり、ブドウ栽培は全てバイオダイナミック農法がとられており、テロワール(気候や土壌)の可能性を最大限に生かし、また、グラン・クリュは勿論、プルミエ・クリュ、村名格のワインまで全て新樽100%で熟成させ、その上、1haあたりの収量を超低量の25hl(通常は45hl)と徹底して行われています。

今や、ドメーヌ・ルロワのワインはブルゴーニュで最も高価で類稀な素晴らしい品質のワイン(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのワインは別にしても)として君臨しています。

■メゾン・ルロワのワイン■

 ルロワ社のワインは、「真の通のためのワイン」とさえ言われており、新鮮なフルーツ香、しっかりとしたタンニンと酸味がバックボーンにあり、熟成の過程で新鮮さや果実の香りを保つ神秘的な技術を持っているようで、熟成されたワインが期待を裏切ることは決してなく、また、ルロワ社は、熟成されたブルゴーニュ・ワインの販売用としては最大のコレクションを持っていることでも有名で、ブドウ醸造学者のジャック・ピュイセ氏は、「我々は、ルーブル美術館にいる。 ブドウの木とそれが語りかける言葉に包まれる文化的な瞬間である。」と語り、また、「ワインの香り」の著者である、ワイン鑑定家のジャン・ルノワール氏は、「国会図書館にも比すべきワイン・コレクション。」と賛辞を贈っています。」

果実味しっかりの粘性のある白で、酸もしっかり有って、飲み応え十分。 それでも流石ルロワで上品さが有るのが凄い。

こぱんちゃん、「コスパいい~」としっかり飲んでいた。

胡麻ポン酢で頂くしゃぶしゃぶにぴったり。 特に野菜を包んで◎。

 Coteaux Bourguignons Rouge 2011 Domaine Leroy

       

「<日本でしか飲めないルロワ>

 ネゴシアンの役割を理解しないと、ブルゴーニュの構造はわからない。ブルゴーニュは、ネゴシアンの力で生き延びてきた。

 1960~70年代、ブドウ栽培農家が自家元詰めを始めた時、最大の問題は資金だった。ドメーヌ・ボトリングを先導した米国の有名なクルティエ(仲買人)のベッキー・ワッサーマンは「ブドウを売るだけから、自前で詰めるように切り替えるのは、リスクが大きかった。瓶詰めするまでお金が入らないのだから」と、あるインタビューで語っている。

 当時のブルゴーニュは貧しかった。ネゴシアンがワインやブドウを買ってくれるおかげで暮らせていたのだ。ブドウ栽培農家は、ネゴシアンが売りやすいアペラシヨンに力を入れた。今のように、区画ごとに細かく醸造することもなかった。自家元詰めする農家の方が圧倒的に少数派だった。

 それでも、ドメーヌ・ボトリングは増えた。ワッサーマンのような存在に、評論家の紹介が相まって、ブルゴーニュが国際的に売れるようになったからだ。1960年代末にドメーヌが詰めたプルミエクリュとグランクリュは、25%程度だったが、1976年には45%まで伸びたと言われる。

 大切なのは、目利きのネゴシアンの存在だ。造り手が畑でいい仕事をしているかどうかを分かっていた。そのためには、自らの足でカーヴを訪ねる必要がある。メゾン・ルロワのラルー・ビーズ・ルロワは、いいワインを発掘する才能に恵まれていた。ジュブレ・シャンベルタンのスター、デュガ・ピィもクロード・デュガも、ルロワに売っていた時期がある。天才的な試飲能力だった。古いワインを飲むたびに思う。

 いかんせん、値段が高いが、日本には掘り出し物がある。2500円のブルゴーニュ・グラン・オルディネール。白と赤がある。特別に詰めてもらっているそうだ。今年後半から、コトー・ド・ブルギニヨンに名称が変わる。

 ルロワの名前を冠する以上、満足は保証されている。

 ヘーゼルナッツや白桃の香り。ミネラル感は強くないが、果物の凝縮感が素晴らしい。アルコール度はやや高めで、中間から余韻にかけてヴォリュームがある。タイトニット。なかなか開かないのだが、ピュアな果実で勝負したいという想いが伝わってくる。平均的な造り手のコート・ド・ボーヌの村名に相当する。マダムの目利きはやはりすごい。

 高島屋は長年のパートナーとして、ルロワを支えている。資金を供与し、口は出さない。これが米国資本だったら、様相は変わっただろう。短期利益ばかり求めるから、現在のように卓越したドメーヌに発展できたかどうか。

 最後にものを言うのは造り手のセンス。日本でしか飲めないこのコスパの高いキュヴェの存在を喜びたい。」

こちらも果実味しっかりで美味しいのだが、少しアロマが物足りない。 早過ぎるかと思ったが、そんなこともなかった。

ごちらもポン酢味のしゃぶしゃぶに良く合い◎〇。 連れは「赤の方が合う。」と御機嫌。

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