老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

護憲派は「日本が戦争に巻きこまれないための道標」提示を!

2017-09-29 23:40:32 | 戦争・平和
選挙後、自民、公明、希望の改憲派議員が増える中で、護憲派政党、リベラル議員の勢力図は予想できませんが、激減するかも分かりません。そして護憲政党・議員は多勢に無勢となり、これまでの護憲の叫びも国民には馬耳東風となることも予想されます。

さらに改憲派議員が増えれば、米朝対立をにらみ、日米防衛協力は更に強化され、憲法9条の戦争放棄はいよいよ有名無実化され、日本が米朝戦争に巻きこまれる可能性は益々増大するものと思われます。

しかし護憲派は選挙後のこのような状態を座視するわけにはいきません。捲土重来を期すには、これまでの護憲活動だけでは限界があり、現在の米朝軍事緊張状態を直視して、新たな戦略として、『日本が戦争に巻きこまれないための道標』を国民に提示する必要があると思います。

米朝の軍事緊張が高まり、安倍首相が緊急状態を煽っているわけですから、国民も否応なく日本が戦争に巻きこまれることは肌で実感しつつありまます。それに対して安倍政権のマッチポンプ型のJアラートや迎撃ミサイル増強等の対処療法ではなく、『日本が悲惨な戦争に巻きこまれない』ための理念と根本対策が護憲派政党や政治家には求められて然るべきではないでしょうか。そしてここはまさに護憲派の出番ではないでしょうか。

具体的な道標は何かと言えば、「日本の永世中立国」化です。これは日米安保条約の破棄を意味しますが、逆に現在の日米安保条約以上の日本の安全保障になると言えます。このことは現在の米朝敵対関係のなかでどちらの選択がより日本が安全であるかを比較すれば明確だと思います。仮に米朝戦争に成れば北朝鮮は在日米軍のある日本をミサイル攻撃すると公言しているわけで、その軍事力は日本の上空を越えるミサイルがあることで既に証明されています。

いずれにしろ選挙後改憲派議員が増えると予想される中、護憲派政党・議員は日本の恒久平和のため、ここに国民の目を向け、理解を求めていけば、新たな国の基軸方向として、スイスをモデルにした中立国をイメージできるのではないでしょうか。そして結果として普遍的に他国に左右されない平和主義・国民主権・基本的人権を持つ真の独立国家になれる時が来ると思われます。

そこで護憲+が魁けて選挙後の護憲政党や希望の党に与しないリベラル議員へ、この新機軸を働き掛けて波紋を拡げて行けないものでしょうか。「日本が再び戦争しないため」に提案したいと思います。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
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