老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

漁船衝突ビデオ流出事件ついての石原知事発言

2010-11-20 14:48:33 | 民主主義・人権
「反省しろよ、慎太郎。」これは、石原東京都知事が都知事選3期目の選挙運動で使ったキャッチフレーズと記憶しています。

先日の漁船衝突ビデオ流出事件について海上保安官を擁護する立場として、石原氏が記者会見でコメントした言葉が「愛国者」「売国奴」でした。行政のトップ、都の公務員の長である都知事が海上保安官の非には触れず、この発言。

この人にはサッサと都知事を辞めてもらい、一介の評論家・作家・愛国者に戻ってほしいですね。しかし・・・その後、この発言を批判する報道・記事が見当たりません。件の海上保安官や都知事の発言を肯定するのが日本に漂う空気だとしたら、怖いですね。

「保安官」と「ビデオ」が「自衛官」と「武器」に変わったら・・・考えすぎでしょうか。どこぞのオジさんが航空自衛隊入間基地で演説したり、与党が言論統制のような通達をしたり。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
猫家五六助
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池田香代子さんがブログで沖縄を応援

2010-11-20 14:32:36 | 選挙
池田香代子さんが11月19日のブログで沖縄を応援しています。これなら何とかわたしたちもできるかもしれません。
     
====
「私たちは、伊波洋一さんを支持します」

沖縄民主党サポーター有志のメール沖縄の建築家、真喜志好一さんの緊急メールが届きました。真喜志さんは、何度かお見かけしたことがあります。国会裏で、沖縄で。

沖縄県知事選挙のことで切歯扼腕していた私は、真喜志さんのメールで、自分の選挙区の民主党議員さんにはたらきかければいいのだ、と気づかせてもらいました。それは、米軍基地問題をはじめとする、「戦争する国」アメリカへの追随を問題にしている心ある議員さんたち、すなわち公然と伊波候補支持をかかげた川内博史さんはもちろん、武器禁輸見直しに反対しているリベラルの会の議員さんたちへの応援にもなる、とも。とかく内閣やそれに近い人びとの言動に目が行ってしまいがちですが、現内閣の方針に危機感を募らせている民主党の議員さんはすくなくないのです。そして、野党の新党日本だけでなく与党の国民新党も、伊波候補支持を明らかにしました。国会には、「沖縄不合意」は「日米合意」より重いとする、ほんものの民主主義者がたくさんいるのです。

(略)

真喜志さんご紹介の、沖縄の民主党登録サポーター有志のメール、これほど覚悟にみち、簡潔かつ意を尽くした意思表示には、久しぶりに出会った気がします。感動とともに、真喜志さんのメールを転載します。

民主党の国会議員・地方議員へのはたらきかけのほかに、伊波候補へのカンパという方法もあります。対立候補にさまざまな資金が提供されていること、資金面で伊波候補は不利であること、想像に難くありません。私もきのう、振り込みました。

郵便振替:沖縄の未来を拓く市民ネット 01770-2-125104
市民一口2000円、団体一口5000円。通信欄「沖縄知事選カンパ」と記入。

***
転送願い

民主党本部が、沖縄知事選への応援に規制をかけているため、国会議員が党員サポーターへ働きかけることも困難となりました。
沖縄の議員だけではなく、県外の国会議員が応援するのも制約されています。
みなさまの良心が、このメールを日本全国の民主党支持者へ送る、唯一のルートです。
知人、友人へ配信して、このメールを民主党支持者のもとに届くように、ご協力お願いします。
沖縄知事選は11月28日

このメールが日本中をかけめぐることを信じて
***

民主党の支持者のみなさまへ
(略)

2010年11月

民主党登録サポーター
喜友名智子、大城奈里子 (那覇市在住)
====

詳しくは、以下URLをご参照ください。
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51501285.html

「護憲+BBS」「コラムの感想」より
松林
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

様変わりの沖縄県知事選

2010-11-20 14:08:47 | 民主党政権
4年前の沖縄県知事選は、民主党推薦の糸数候補と現知事の仲井真氏が普天間基地の辺野古移設を巡って真っ向対立して、辺野古移設容認派の仲井真氏が勝利した。

ところが今回の知事選では、普天間基地の県内(辺野古)移設反対の元祖伊波宜野湾市長と、今では同じく県内移設反対に転向した仲井真知事間では大きな争点はなさそうに見える。しかし日テレニュースと東京新聞の報道を総合すると伊波市長の県内移設反対(米海兵隊はグアムへ)と仲井真知事の県内移設反対はその内容に大きな違いがありそうである。

http://www.news24.jp/articles/2009/12/11/04149543.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111902000037.html


そもそも前回の知事選で県内移設を容認していた仲井真知事が県内移設反対に転じた背景は、先の衆議院選で民主党の鳩山代表が普天間基地の移設先を「最低でも県外」と訴え、沖縄県民の米軍基地反対運動の思いを再燃させ、民主党候補者を圧勝に導いたことが、その発端である。その後、県議会選でも民主党議員と米軍基地反対派議員が多数を占め、またその後の移設予定地(辺野古)の名護市長選と市議会選でも県内移設反対派が勝利したため、仲井真知事も県内移設容認では再選は難しいとの打算からの転向である。よって菅政権と米国間の新たな条件次第では、県内移設容認へ逆戻りすることは十分考えられる。

何れにしろ民主党は当初沖縄では「最低でも県外」を唱えて衆議院選で勝利し、自民党から政権を奪取し鳩山内閣を作りながら、結局米国の圧力に屈し、最低でもその公約を反故にして辺野古案へ逆戻りしたが、まさか鳩山前首相にとってこれが命取りになろうとは誰が予想したであろうか。

今振り返れば、小沢封じ込めのため民主党の二重権力構造を批判していたメディアを怖れずに、普天間移設先で半年間悶々と悩む鳩山首相に小沢幹事長がグアム移設を進言しておけば、米国とはぎくしゃくしていたとしても、自民党亜流の菅政権が誕生するようなことは無く、日中関係は上手く行き、対ソ関係もロシア大統領が国後島を訪問するようなことは発生せず、国民生活第一の政策がウヤムヤになるようなこともなかったであろう。今となっては全て後の祭りである。

さて今回の知事選では、当初最低でも県外を唱えていた民主党は、最終的に米国と辺野古近辺を約束したため、県外を唱えているどちらの候補者も支持できないジレンマに置かれている。当初の趣旨から言えば本来伊波候補の支持であろうが、今の菅政権は米国との協定重視の立場から仲井真再選を内心願っているのではなかろうか。仮に伊波候補が勝利するようなことになれば、辺野古周辺移転の日米協約は振り出しに戻らざるを得ないであろう。

果たして 沖縄県民が米海兵隊の必要性ををどう見ているか見ものである。今回の尖閣列島沖での日中間の巡視船と漁船の衝突事件は、中国漁船を3隻の巡視船で包囲し、逃げられないようにして挑発して事件を誘発させ、もって日中間を緊迫させ、中国の脅威を沖縄県民に印象付け、米海兵隊の必要性を県民に植え付けるための事件でなないかとの見方もあるぐらいである。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする