心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

新年に思う

2005-01-02 12:07:16 | Weblog
 元旦に、近くの神社に初詣にでかけました。例年以上の人出で、神殿前に辿りつくのに1時間もかかってしまいました。1日を境にして、何かが新しくなり何かが古くなってしまうというのも面白い話ですが、心機一転、大いなる希望をもつのは良いことでしょう。
 わたしの今年の運勢は「吉」と出ました。久暗漸分明(久しい暗も晴れて、ようやく明らかになり開運の兆しあり)、登江緑水澄(えの畔へ至れば水清く澄みわたりたり これは、人の身の上において、心配事なく心澄みわたったさまを云うなり)...。嬉しい御神籤でした。
それにしても2005年という年は、何かしら「分岐点」のような気がしてなりません。一歩間違えばとんでもない方向に行ってしまうような、しかし、ここで踏ん張れば何かしら新しい方向性が見えてきそうな、そんな気がいたします。国家の在り様然り。社会経済の在り様然り。精神文化の在り様然り。もちろん、私達一人ひとりのものの考え方然り。虚構の上に虚構を塗り固めていくのではなく、目の前の出来事を素直に見つめることができること、美しい花を美しいと素直に受け止め表現できること、そんな自分でありたいと思います。
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