心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

不安定だったWi-Fi環境を改善

2022-02-04 14:53:17 | Weblog

 「立春」を迎えたこの時季、七十二候では「東風解凍」(とうふうこおりをとく)といい、春の風が厚い氷を解かし始めるの意。昔人の春への微かな気持ちが伝わってきます。そういえば庭の垣根を這うアケビの蔓に固い新芽が少し顔を覗かせてきました。
 そんな春の訪れを前に、昨日は「節分」の日でした。「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日を指しますが、なんとなく心躍ります。老夫婦70歳を過ぎた我が家では、意味もわからないままに北北西を向いて恵方巻を食べ、イワシを食べ、...。鬼は外、福は内なんて言いませんが、テーブルの上に自分の数え年だけ豆を数えて、いただきました。
 さて、週末を迎えましたが今週もあっという間に過ぎていきました。今週の水彩画教室は人物画がテーマでした。プロのモデルさんを描くのは来週になりますが、その前準備ということで教室のスタッフの方にモデルになっていただいて、ワンポーズ10分でデッサンを描き、みんなの作品を並べて合評しあい、またデッサン。それを6回(6枚)繰り返します。でもねえ、デッサンの基礎的なお勉強なんてしていないので、人物を描くのは本当に難しいです。自信がないので、ついつい4B鉛筆でも遠慮気味になってしまいました(笑)。
 先日来お伝えしてきた100分de名著「金子みすゞ詩集」も今週が最終回でした。作家で翻訳家の松本侑子さんのお話についつい聴き入ってしまうほど、久しぶりに楽しんだテレビ番組でした。
 そのテキストに大正時代に花開いた雑誌文化のことが紹介されていましたが、同じ頃に総合雑誌の文藝春秋や中央公論も産声を上げました。テレビやネットの普及で、近年の発行部数は昔ほど多くはありませんが、一定の読者がいます。
 私も以前は中央公論や世界などにも時々目を通していましたが、最近は雑誌を読みません。というか、紙の雑誌は読まなくなりました。もっぱらAmazon kindleで電子雑誌を眺めています。
 そのAmazon kindleに、電子書籍読み放題サービスKindle Unlimitedがあります。Amazon会員であれば月額980円(税込)で200万冊以上が読み放題だと言われています。
 先日何気なくKindle Unlimitedの対象となる本を探していたら、総合雑誌「中央公論」も読み放題になっていることが分かりました。もちろん1カ月遅れになりますが、この歳になると特に急ぐ必要もないので気にしません。電車の中でスマホやタブレットで眺めています。オフラインでも読めるので通信費を気にしなくてもよいので安心です。
 こうして様々な情報をネットで簡単に手に入れる時代になりました。ところがです。ここ1カ月、我が家のWi-Fi環境が不安定になって繋がったり切れたり。原因が分りません。私の部屋が2階にあるため距離的な問題もないではありませんが、マニュアルに従ってコンセントを繋ぎ直すと元通りになる。でも落ち着きません。
 ということで、何度か電話してやっと繋がったSoftbankサポートセンターに相談したところ、いろいろ親切に対応いただきターミナルを新しいものと交換していただくことになりました。数日後に送られてきたターミナルを繋いでみると元通り安定したWi-Fi環境が復旧しました(これまで使っていたターミナルは着払いで返品)。
 周波数帯を2.2Hzから2.4Hzに変更することで改善できたようです。ほっとひと息でした。歳をとると、以前はなんとなく理解できていたネット設定方法が危うくなります。一方でネットの利用は増すばかり。余命短い老人(?)は恐る恐るお付き合いをしていくしかなさそうです。

コメント    この記事についてブログを書く
« 大正時代の児童文芸誌「赤い... | トップ | 村上春樹「遠い太鼓」を読ん... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿