心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

年の瀬グラフィティ

2011-12-18 09:23:33 | Weblog
 金曜日の夜、忘年会から帰ってPCのスイッチを入れると「うぬ?」、ネットが繋がりません。階下に降りて、モデム回りの配線をひとつひとつチェックしても問題なし。どうやら無線LANの機器に不具合がありそうでした。その夜は、スマートフォンでメールをチェックして早々と床に着きました。

 そんなわけで、きのう午前、所用の前にPCショップに立ち寄りました。でも、メカに弱い私には数ある機種の中から選ぶのは至難の業です。効能書(?)を拝見しても、何が違うのかが判らない。性能は少し落ちてもセッティングが簡単なものでないと、後で大変なことになります。若い店員さんにいろいろ教えていただいて購入したのは、BUFFALOのAirStationでした。
 夕刻帰宅すると、さっそく接続作業です。「かんたん接続」画面とマニュアルを確認しながら作業は順調に進み、いとも簡単に「接続完了」です。ところがです。インターネットに接続しても、繋がらない。す~と背中に汗が流れる、そんな心境でした。なぜ、なぜ?。配線を確認する。マニュアルを読みなおす。横で家内が「大丈夫?」「繋がった?」とうるさい。で、ふと気づいたら、恥ずかしながら、なんと電話線を繋いでいなかったのでした。(-_-;)
 やれやれ。これで1週間分の疲れがどっと噴き出しました。でも、うまく繋がったのだから良しとしましょう。これまでよりスピードもずいぶん早くなりました。転がっている他の2台のPCを調整して、ひと息つきました。

 パソコンといえば、今秋からNHKラジオをパソコンで聞くことができるようになりました。週の半分を広島で過ごすようになって8カ月が経過しますが、ラジオの受信状態の悪さは相変わらずなので、ずいぶん助かります。名づけて「NHKネットラジオ らじる★らじる」。スマートフォン用のアプリも登場して、携帯での受信も可能です。職場ではデスクトップPCにバッファロー製の高音質ウッドスピーカーを接続して、時にはデジタルプレーヤーを繋いで音楽を聴きながら仕事をすることもあります。ちょっとした気分転換ができます。

 そうそう、先週は広島から帰阪した翌日、久しぶりに東京に出張でした。午後から予定が入っていたので、少し早い目に家を出ると10時半頃に東京駅到着します。なので、大井町から半蔵門線に乗って神保町へ。ことし最後の古書店めぐりをしました。といってもあまりゆっくりする時間がなかったので、巌松堂図書さんと小宮山書店さんの2店に絞りました。手にしたのは、白洲正子・多田富雄著「花供養」(藤原書店)。2011年の最後に、ことし私に多くの課題を与えていただいた多田先生の著書に触れることになりました。なんとも因縁深いものがあります。それにしても藤原書店さんは、学芸総合誌「環」、鶴見和子曼荼羅など、なかなか興味深い本を出版されています。

 そんな他愛ないことをしているうちに、しかし時間は決して立ち止まってくれません。気がつけば2011年という年もあと2週間を残すばかりになりました。仕事をしているとそれほど感じない年の瀬ですが、自宅にいると家内の動きから、年末の忙しなさが伝わってきます。明日は、庭師の方に庭のお手入れをしていただくのだと。私が広島に行っている間には和室の畳の張り替えもするのだとか。その家内、久しぶりに家族全員が勢揃いとあって落ち着きがありません。3人の孫のために夜遅くまで、お揃いのセーターをせっせと編んでおります。


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