心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

「夏」の終わりに難あり

2024-08-23 23:19:02 | Weblog

 「処暑」。ようやく暑さの峠を越え、少しずつ過ごしやすくなる時季と言われます。でも来週には台風10号がやってきそうです。久しぶりに関西直撃かも。
 
 それはそうと、新潮社のWEBマガジン「考える人」に連載中の黛まどかさんの「私の同行二人~ふたたびの四国遍路」が8月19日、最終回を迎えました。題して「歩き、無になり、仏性を感じる」。13回にわたったこの連載を、私は、数年前に歩いた四国遍路の旅路を懐かしく思い出しながら読んできました。

 「高知の足摺岬にある第38番札所・金剛福寺に到着。ようやく道半ばではありますが、残り半分、愛媛・香川での遍路について加筆して、2025年1月に書籍化の予定です」とあります。「奇跡の四国遍路」(中公新書)に続く第二段、待ちたいと思います。

 さて、お盆休みに帰ってきた横浜の次男君一家と、先日、大津にある琵琶湖プリンスホテルに行ってきました。連泊したので、ずいぶんゆったりとした時間を親子水入らずで過ごしました。部屋の窓からは湖南の風景が広がり、比叡山を望む、そんな位置にあります。翌日には琵琶湖遊覧船ミシガンに乗って2時間あまり琵琶湖を巡りました。
 今はお手入れもしていない別荘のある湖北・函館山地域とは違い、三井寺や石山寺も近い、そんな湖南域にあたります。この日、比叡山の反対側つまり京都市内は五山の送り火がありました。大津とはそんな位置にあります。
 夕刻には湖畔を散策していて見つけたドイツ料理店Wurzburg -ヴュルツブルク- で楽しい夕食会。美味しいドイツビールを堪能しました。
 帰りに、京都河原町四条界隈に立ち寄りました。次男君が結婚式の二次会を開いたビアレストランで軽く昼食を済ませて帰路につきましたが、ここで一大事。なんと家内が不注意にも道端で転けてしまいました。打ち所悪く、左手首を骨折してしまいました。この歳になると、ちょっとした不注意が大事に至ります。次男君一家が帰った2日後に入院し手術をすることに。明日には退院しますが、その間、久しぶりに独身生活とあいなりました。
 今夏は横浜に行ったり琵琶湖に行ったりで、例年になく飛び回りましたが、最後に難あり。ここ1週間はNPOの繁忙期でもあり、落ち着きのない日々を過ごしました。当分おとなしくしておこうと思います。

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