心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

人と自然との共生を思う

2020-01-18 17:10:35 | Weblog

 昨夜アップした「【続々々報】WALTY Classical 中岡さん手づくりのアンプをご存知ですか」ですが、その後、ハタナカさんからお礼のメールをいただきました。現在、カナダにて中古レコード店を営んでいらっしゃるとのこと。中岡さんのアンプでジャズレコードを店内で演奏できればとお考えのようでした。諸遊さんとうまく連絡が付けばよいのですが.......。

 さて、話しはがらりと変わりますが、先日、大阪城を横目に大阪府庁前の歩道を歩いていたら、何本もの大きな街路樹が1メートルほどの高さで伐採されていました。こんなに大きく育ったのに何故?

 樹幹に貼られたポスターによると、「この木は、道路を通行する人や車の安全面に影響を与えていることから、撤去を行う予定にしております。また、撤去後は見通しの確保のため樹木の植え付けは行いません。ご理解のほどよろしくお願い致します」とありました。なんて勝手なことを。何かものの順序を間違えてはいないでしょうか。大きく育った樹木の幹が悲鳴を上げています。
 それでなくても緑の少ない大阪です。大阪の近代化とはこういうことを言うのでしょうか。残念なことです。もっと自然との共生の在り方を皆で真剣に考えるべきではないかと、淋しい思いがいたしました。
 昨日、Kindleで、鷲谷いづみ著「自然再生~持続可能な生態系のために」(中公新書)を読み終えました。生物の多様性、自然再生、共生、持続可能性....。古き良き時代の日本の原風景が消滅していく時代。人と自然環境との共生がテーマでした。私たちは子供たちに何を残し何を伝えていこうとしているのか。四国の遍路道を一人で、いやいやお大師さんと「同行二人」で歩きながら、いつも脳裡に浮かぶテーマでもあります。
 オーストラリアの森林火災は数カ月にわたって燃え続けています。コアラたちをはじめ動物たちも災難です。可哀そうです。原因はいろいろあるのでしょうが、そろそろ人間社会へのしっぺ返しが始まっているのかもしれません。続いてKindleで購入した本は、本川達雄著「生物多様性」でした。「私」から考える進化・遺伝・生態系というサブタイトルが付いています。今年は、こうした視点からものを見、考えていく年になる予感がします。
 タブレットで思い出しました。お正月休みのとき、Kindleで本を読もうとしたら、急に反応しなくなってしまいました。それに、設定もしていないのにパスワードが求められました。なぜ?どうして?いくらやっても動かない。初期化しようにも開くことができないのでダメ。
 何気なくネットで対処法を探していたら、右側の音量ボタンと電源ボタンを同時押しをすると設定画面が出てくるのだと。画面の指示に従って操作していったら、完璧に出荷時の状態に戻すことができました。ふぅ。こんな操作で元通りになるとは驚きです。一時は新品を購入しようという誘惑にかられましたが、やればできるものです。これで一件落着。シニアにとって電子製品は良く分かりません。原理原則を知らないので見様見真似で操作するしかありません。

 さてさて、来週は何やかやと立て込んでいます。明日の日曜日から金曜日まで出ずっぱり。その間に2回ほど新年会も入っています。なんとも落ち着きのない週になりそうです。なぜこんなことになってしまったのか。スローライフこそ私がめざすところではなかったか。いやいや、安請け合いをするからダメなんでしょうね。今になって反省しきりです。
 その勢いで来週土曜日の朝、新大阪から岡山経由で香川県観音寺に向かいます。天気予報をみると「曇り時々雨」。晴れなくてもよいから、雨が降らないでほしいと心のなかで願っています。

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