きょうは雲ひとつない快晴の日曜日です。窓を開け放った部屋で辻井伸行君のピアノ小品を聴きながらの気持ち良いブログ更新です。
そうそう、今朝はカメラをもって愛犬ゴンタとお散歩にでかけました。いつもの散歩道にはドングリの実がいっぱい落ちていました。紅葉には少し早いのですが、それでも確実に秋はその深まりを見せています。途中で、茸を探しているおじさんに出会いました。こんな都会地の小さな森の中にも、良く探すと茸があるのだそうです。籠の中にはいくつかの茸が入っていました。
ところで、先日、田舎で町会議員をしている親友から突然の電話がありました。11月の下旬に大阪で、関西在住の町出身者のネットワークの会を立ち上げるので、是非出席してほしいと。そういえば、数週間前に、そんな案内が来ていたことを思い出しましたが、何日か放置していつの間にか忘れていました。「お前が出席するなら俺も大阪に行く」。と言われると、急に気が変わって出席することに。
そんなやりとりをした数日後、こんどは中学校同期会の幹事君から、来年6月に還暦記念同窓会を開くので今度こそ出席してほしいと。そういえば、周年記念同窓会は仕事の都合で欠席ばかりでした。還暦なんて一生に一度のことなんだから仕事のことは横において出席したらと家内にも勧められ、こちらも出席の返事をしました。
そうこうするうちに、今度は大学時代の先輩から、11月のホームカミングデーにクラブの懇親会をするので出席するようにと、こちらは半強制的なご案内。ちょっと待って、その前日の土曜日は、知り合いの演出家から京都で開かれる演劇に招待されているので、これでは休日が潰れてしまう(-_-;)。ジャズコンサートの予定も(-_-;)。.....はい、はい。わかりました。出席しましょう。
そんな次第で、秋の深まりとともに、やたら休日のスケジュールが埋まっていきます。今月末には山梨在住の長男一家が、子供が小さいのでお正月の混雑を避けての帰省です。こちらは孫の1歳の誕生日と私たち夫婦の33回目の結婚記念日を兼ねて家族勢ぞろいの予定です。
公私共々何かと落ち着きのない日々が続きます。時間と場所を違えると、まったく別の世界があります。これが現実なんでしょう。きょう日曜日の夜は、NHK教育テレビで、ETV特集「須賀敦子 霧のイタリア追想~自由と孤独を生きた作家~」が放映されます。須賀さんのことはほとんど知らないのに、なぜか気になります。良い機会ですから、すこし勉強をさせていただこうと思っています。ちなみにNHKのサイトには「作家・須賀敦子が亡くなってから10年あまり。須賀は1953年ヨーロッパへ旅立ち、その後イタリアと日本で孤独と向き合いながら生き抜いた。作品の魅力と生涯を描く」とありました。還暦を1年後に控えて、人間の生き方を考えるようになりました。