心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

春分の日

2005-03-20 23:49:19 | Weblog
 春分の日のきょう、長男君が帰ってきました。8ヶ月ぶりのご帰還です。大学を出て3年、ずいぶんしっかりとした言動と身のこなしに、親としてはほっとひと息つく瞬間でもあります。さっそく、彼が可愛がってもらった母方のお爺さんのお墓参りに出かけました。春の陽が心地よく感じられる一日でした。
 桜の季節はもう少し先になりますが、春は、人々にとってひとつの節目を思わせます。若い方々にとっては、学び舎を巣立つ「卒業」の季節、新たな期待に胸躍る「入学」の季節、あるいは不安と希望が交差する「就職」の季節です。
 そんな季節を前に、私の今月の給与明細書には、次月から末っ子の扶養家族手当支給打切のお知らせが記載されていました。基準年齢を満了したからです。これで私の子供たち全員が給与上の扶養家族から卒業することになります。何とも感慨深いものがあります。残ったのは家内だけ。これも、夫婦にとっては新たな旅立ちなのかもしれません。
 明日は、娘夫婦もやってきて久しぶりに家族全員勢揃いです。
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