クアトロ・シェフのこの夏の売りはハモである。関西では夏の風物詩だが、関東ではあまり馴染みがない。ましてや、イタリアンでハモというのも珍しい。
関東では、市場にも生きたものは少なく、すでにさばかれて湯引きされているハモが多く流通している。クアトロでは生きたハモを市場の水槽から引き上げ、朝にしめて持ってきている。梅を使ったソースで召し上がっていただくハモ料理はこのところ裏メニューで活躍している。
ハモはどう猛な魚だ。生命力も強く、クアトロでも朝にしめてあるのに、夜さばくとき、筋肉はピクピクと動く。シェフは恐がりなので、「オッ」と悲鳴を上げることさえある。この生命力が旨みと滋養のもとだろう。これからの暑い夏には、イタリアンでハモもありですよ。
カレンダー
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- 剪定職人/18周年のクアトロ~クアトロとは
- 剪定職人/柳も春に遇えば緑に
- クアトロの父/雨上がる
- 剪定職人/雨上がる
- 剪定職人/千曲川の旅 その2
- 剪定職人/GW2023〜チーズケーキ研修
- クアトロの父/新・魚の物語~信頼の厚い台形の魚
- 剪定職人/新・魚の物語~信頼の厚い台形の魚
- クアトロの父/17周年のクアトロ~ありがとうございます
- 剪定職人/17周年のクアトロ~ありがとうございます