ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワインの物語2024~ホワイトヘイヴン

2024年06月22日 | ワインの話

セカンド・ライフにニュージーランドのマールボロでワイナリーを立ち上げたグレックとスー・ホワイト。
1994年にマールボロ・サウンズで、太陽の光が降り注ぐ静かな湾と素晴らしい自然の景観の中、彼らはホワイトヘイブン・ワインズを設立。
ニュージーランドのマールボロのソーヴィニヨン・ブランは、今や世界的に評価が高いが、
このホワイトヘイヴンもマールボロのトップクラスの生産者になった。
ご主人のグレッグは亡くなったがね奥さんのスー・ホワイトが、このワイナリーを守っている。
マールボロならではのトロピカルな風味のソーヴィニヨン・ブランは、夏におすすめの白ワイン。

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夏期の物語2024~ヴェレノージ・シャルドネ

2024年06月12日 | ワインの話

ワイン通ともなると白ワインのシャルドネを敬遠する。
ABCという合言葉さえある。
Anything But Chardonnay=シャルドネ以外のものを飲ませろという意味である。
白ワインといえばシャルドネがあまりにも一般的でシャルドネはワイン通が飲むものではないという意味だ。
暑い夏ともなると、ワイン通ならずとも、樽熟のシャルドネよりも、すっきり系のワインが欲しい。
そこで、シャルドネでも夏向きのものがある。
イタリア・マルケの“ヴェレノージ・シャルドネ”(ヴィッラ・アンジェラ・シャルドネから名前が変わった)は、樽熟ではないシャルドネで、リンゴ酸が豊富なスタイル。
オーナーのアンジェラさんが、完熟のシャルドネの粒を選んで収穫し、丁寧に熟成させたもの。
ABCを唱えるワイン通にもおすすめしたい夏向き白ワインである。

※今日と明日のクアトロは連休させていただきます。

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夏期の物語2024~バルディビエソ

2024年06月11日 | ワインの話

夏には、まずスパークリング・ワインで喉を潤す。
クアトロのグラスのスパークリングは、チリ産“バルディビエソ・エクストラ・ブリュット。
このバルディビエソのエクストラ・ブリュットは、神の雫でも取り上げられている。
シャンパーニュに負けない味わいと紹介されている。
以前、機会があり、そのバルディビエソの作り手にお会いした。
いかにも、生真面目そうで実直な印象の方々だ。
きっと、作業着が似合うのだろう。
クアトロでのまず一杯、実直に美味しいバルディビエソをいかがだろう。

 


※とても生真面目で実直ではないクアトロは、今週火曜日の夜と水曜日と木曜日の全日連休させていただきます。

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ワインの物語2024~カンポルジーノ・キャンティ

2024年05月24日 | ワインの話

クアトロにレ・コルティのキャンティが入荷。
レ・コルティは、ローマ法王を2人も輩出し、トスカーナ地方の貴族の中でも
格上に位置づけられる名門コルシーニ侯爵家が営んでいる。
レ・コルティが600年以上前から所有している最良の畑は、キャンティ・クラシコ地区の中でも最古の一つで、サン・カッシアーノ・ヴァル・ディ・ペサ村に位置している。
そのレ・コルティの“カンポルジーノ・キャンティ”がクアトロに入荷。
このワインは、「素朴な」スタイルのキャンティ。
だが、ちょっと平凡なという意味ではなく、モダンなスタイルで、万人受けするキャンティ。
スミレやハーブの屈託なく軽やかな輪郭を持ち、チェリーやブラッドオレンジの優美なニュアンスが素晴らしいワイン。
トスカーナの名門が造るキャンティを豊四季の名門クアトロで味わってみよう。

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ワインの物語2024~SINチャレッロ

2024年05月22日 | ワインの話

暑い夏が訪れようとしている。
暑くなってくると、やはりさっぱりとしたものが欲しくなる。
シンプルにペペロンチーニなどがいい。
そして、夏向きワイン「SINチャレッロ」を合わせる。
SINの意味はスペイン語で、“それ以外ない”“無し”と言う意味、化学肥料無し、品種もブレンドなしの1品種、醸造は手を加えること無し、添加物無し、酸化防止剤ゼロ。
さらに、クアトロの父の名前と同じ。
スペインで注目のブドウ品種“チャレッロ”を単一で使った白ワイン。
チャレッロは、スペインのスパークリングワイン・カヴァに混釀で使われる品種だが、単一で造られるのが、スペインのトレンド。
チャレッロのこのワインは、柑橘系の爽やかな酸を持つ、しっかりとした辛口の白ワイン。
とても夏向きな白ワイン。
今日、クアトロの休日に、クアトロの父は、ざるそばに冷酒だ。

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