みんなで、まずは乾杯と云うときに、ひとり気取ってカクテルを注文する男子。
まずはすぐに乾杯を始められるビールにするべきだろう。
空気の読めない男子は、女性の立場からすると、引いてしまうことのひとつ。
それでも、二人でデートの時は、まずはグラスワインも良いが、スパークリングワインをボトルで注文するのも良いかもしれない。
スパークリングワインだと、好き嫌いが少なく、料理にも合わせやすい。
そして、まずの乾杯は、一杯目のグラスにキールと云うキュールを入れてもらうと良い。
キール・ロワイヤルと云うカクテルにして乾杯する。
二杯目からは普通に飲む。
こうすると、ボトルでも飲みきれるものだ。
足りなければ、チーズでも注文してグラスワインを飲む。
クリスマスシーズンのデートに、クアトロで実践してみよう。
初秋の候
赤ワインに初秋の味覚、巨峰と梨を漬け込みソーダで割って飲む、クアトロの初秋のカクテル「巨峰と梨のサングリア・ソーダ」が登場しました。
しかし酒税法ではお国の許可無く、お酒に他のもの(水以外)を加えると新たな酒を造ったとみなし密造酒扱いになるそうです。
世が世ならば、アンタッチャブルが乗り込んでくることになるのでしょうか。
ただし、カクテルなどお客様から注文を受けてから作ったものはかまわないとか。
しかし梅酒のような予め仕込んで作ったものはカクテルの仲間だと云ってもダメ。
すると予め仕込んであったサングリアも密造酒にあたる。
よく仕込んであるサングリアのボウルを囲んでの立食パーティーの光景があるがあれは法律違反なのだろうか。
そして、クアトロのサングリア・ソーダを飲んだお客様は共犯者になるのだろうか。
「ご注文をいただいてから作っています」と、云うクアトロの父。
注文をいただいてから忙しそうなふりをするクアトロの父。
しかし、違法なものほど美味しかったりするものです。
こう暑いと、まずはビールで喉を潤す。
それも良いのだが、チョットおしゃれにスプリッツァーを一杯。
スプリッツァーは、ワインをソーダで割ったもの。
ワインに畏敬の念を置いている方には、この飲み方は邪道ではと云う意見もある。
そもそもワインは、ヨーロッパのような水資源の乏しい土地で、ブドウに土地の水分を集めて、それをワインとして飲むもの。
ワインの文化は水分を得る手段から始まっている。
そのワインに作法と云うしばりをつけたのはイギリス人の貴族層。
本来ワインは、料理との組み合わせとかビンテージとか気にせずに生活に沿って自由に飲むもの。
ミステリー作家ジェフリー・アーサーによると“スプリッツァー”は、シャンパン好きのジェームス・ボンドが貧乏人になったらこれを飲むだろうと云う。
そこで、スプリッツァーを貧乏人のジェームス・ボンドとも呼ぶらしい。
この暑さでは、ジェームズ・ボンドが貧乏でなくとも、まずはスプリッツアーで喉を潤したいものだろう。
クアトロの夏休みに、朝からジェームズ・ボンド危機一髪のスプリッツアーを飲むクアトロの父だ。