ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

NEWSクアトロ/発酵シードル

2009年09月30日 | クアトロ・スタジオーネの話

S NEWSクアトロが最新ニュースをお届けします。
豊四季の変わったイタリアン・クアトロ・スタジオーネの広報より、小布施産発酵シードルの販売が発表されました。
発酵シードルとは、シャンパン同様に瓶内二次発酵をさせた手間ひまのかかったリンゴワインのこととのことです。微発砲による爽やかな酸味とフジリンゴの濃厚な蜜の甘みと果実味が絶妙のバランスを見せるお酒とのことです。低アルコールということもあり、女性の需要が期待される商品とのことです。
さらに、シードルとは絶妙の相性をみせるカマンベール・チーズも同時に発売されます。実際にこのシードルとカマンベールを試してみたモニターの反応もすこぶる良かったとのことです。
そして、このシードルを使ったデザートの試作も行われ、明日「シードル・ゼリー」の発表も予定されているとのことです。
発酵シードルは、経営不振にあえぐクアトロ・スタジオーネの打開策の一助となるか注目されるところです。
ナナミキャスターのレポートでした。

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斜め45度のレポート

2009年09月29日 | クアトロ・スタジオーネの話

2009s 時の移り行くのは早いものです。
はっきりとしない夏ではありましたが、柏産のイタリアントマト・サンマルツァーノは今年も美味しい実を付け、クアトロのパスタとなってファンを楽しませてくれました。
そのサンマルツァーノの収穫も間もなく終了しそうです。クアトロの美味しいパスタ「ポモドーロ・プレミアム」を今の内に楽しんでおきましょう。
また、最新の情報によりますと、骨付きサンダニエレ産プロシュート(生ハム)がクアトロに入荷したとのことです。
ワインでは、神の雫で人気になった「モンペラ」も入荷とのことです。
栗のリゾット、秋鮭のパスタなど、クアトロの今後に目が離せません。
以上、斜め45度の女神、ナナミキャスターのレポートでした。

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パンジーは見ていた

2009年09月28日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo 私はパンジー。クアトロのママが恋人達のテーブルに私を飾った。
彼女の誕生日のお祝いにクアトロでお食事中のカップル。
杏(アンズ)を忍ばせたスプマンテで乾杯。その後は、クアトロの父のプライベート・コレクションからパレオ・ビアンコ2004が登場。グラスから香る華やかな香りになぜかドキドキしてしまう私。

しばらくして気づくと、クアトロの店内には私が見守るカップルだけで、他のお客様がいなくなった。
何やら特別な雰囲気が、このテーブルを覆う。
クアトロ夫婦は、この雰囲気に気付いているのかどうか、このテーブルには近づかずにお店の片づけに専念している。

彼氏「○★△□☆#$%&
(あーどうしよう、私は下を向いていようかしら)
彼女「・・・」
そこへ、気が利くのか利かないのかお冷やを注ぎに来たシェフ。
シェフ「お水飲みます」
シェフもお邪魔な雰囲気を察してかとっとと退散。

再び彼氏「○★△□☆#$%&
彼女「☆#$%&
(やったー、思わず喜ぶ私)

パンジーはクアトロでプロポーズという現場に居合わせたのだった。

このパンジーの独白は、今年の冬のクアトロでの出来事であった。
その半年後、この恋人達はめでたく入籍。
今度は、パレオ・ロッソ2004で乾杯らしい

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クアトロの大奥/白ワインの乱

2009年09月27日 | ワインの話

Photo クアトロの一角には、大奥と呼ばれる特別な場所がござります。
そこには、魅力的な白ワインが大勢集められております。
その大奥は、大殿様(クアトロの父)以外は禁制の場所なのであります。
「これ、ヴィオニエはおらぬか」
「アンジンベはいかがいたした」
「ケウラ、近うよれ」
大殿さまは、とても移り気なお方でございます。
青リンゴのような香りと、蜜のような風味を備えるヴィオニエさまを愛しんだり、ふくよかな酸味が心地よいアンジンベさまをご寵愛したり、それはめまぐるしく白ワインさまたちをお選びになります。
最近では、柑橘系の香りとキレのよい酸味を備えたケウラさまがお気に入りでございます。
今日も花鯛のお料理とケウラさまの組み合わせをこよなく愛でた大殿さまでございました。
「ケウラよ、そちは料理に合わせやすくてとても重宝しておるぞ、余は満足じゃ」
とは云え、移り気な大殿さま、明日はまた違う白ワインさまをおとりあげになるやもしれませぬ。
大奥には、たくさんの魅力的な白ワインさまが控えておいででござりますゆえ、詮無きことでござりましょうか。

※大奥に愛されるチーズ
カマンベール・パストリゼ(白カビ)
ロックフォール・パピヨン(青カビ)
ゴーダ・ミレニアム(ハード)
ミモレット・エクストラ(ハード)
アフィデリス(ウォッシュ)
などなどでござります。

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クアトロの大奥/白川の乱

2009年09月26日 | 魚の話

Photo クアトロの厨房の冷蔵庫には大奥と呼ばれる一角がありました。
そこは、多くの旬の魚が納められるところであります。
大奥は、将軍様(クアトロ・シェフ)以外は禁制の場所なのであります。
旬の美味しさを競う魚たちと将軍様の物語は、この大奥から漏れ聞こえることはありません。
「これ、白川はおらぬか」
将軍様の寵愛を受ける、白川こと白甘鯛は、色白な容姿の見目麗しい高級魚でありました。
将軍様のお眼鏡にかなった白川さまは、他の魚達には妬まれることになります。
しかし、白川さまの美味しさは、他の魚達を寄せ付けないものがござります。
クアトロの選び抜かれた白ワインにも飾られて、それはそれは見事なものでこざります。
この物語は、クアトロの大奥から珍しく漏れ聞こえたものであります。

※クアトロの大奥で暗躍する魚達
庄内産天然真鯛、上総産スズキ、薩摩産イトヨリ、陸前産戻りカツオ、磐城産花鯛、松前産サンマなどなどである。

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