ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

イサキの証明

2012年05月31日 | 魚の話

Photo かあさん、あの麦わらイサキのカルパッチョはどうしたんでせうね。
あの、クアトロの麦わらのカルパッチョですよ。
まさか、かあさんが一人で食べたんじゃないですよね。
♪Mama,Do you remember♪
イサキほど季節によって味わいが違うものも珍しい。
特に春先から梅雨時の初夏のイサキの味わいは格別だ。
この時期のイサキを麦わらイサキと呼ぶ。
そして、この時期のイサキのカルパッチョは鯛よりも美味いと云われる。
そんなに美味しいものを子供に覚えさせてはいけないからなどと云っておかあさんが全部食べちゃうと、きっと子供の記憶に残ってしまうことだろう。
今の時期は鯛よりも安くて美味しい麦わらイサキを子供にも食べさせてあげよう。
そう、あのクアトロで・・・。

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ホーホケッキョな蕎麦屋

2012年05月30日 | 食べ歩きの話

Photo クアトロの休日に晴天に恵まれ、青葉繁れる守谷をドライブするクアトロ夫婦。
昨日までの雨で水かさの多い鬼怒川。
守谷から岩井へ抜けるにはこの鬼怒川を渡るのだが、その橋のたもとに隠れ家のような蕎麦屋「竹やぶ」がある。
今日はその蕎麦屋に立ち寄ったクアトロの父。
この蕎麦屋は柏の名店「竹やぶ」ののれん分けだが、柏の店同様にこだわりの蕎麦屋だ。
蕎麦屋というよりも禅寺のような雰囲気の店。
眺望は鬼怒川の流れを見渡せ、川縁の静寂がBGMのような店だ。
その凜とした雰囲気に浸っていると禅寺にホーホケッキョと云うウグイスのお経が聞こえてくる。
料理はてこねの皿で供される。
蕎麦は藪蕎麦ならではの一心入魂、腰の強い蕎麦だ。
香りだけに頼らない噛みしめた時に旨味が広がる蕎麦だ。
粗挽きの蕎麦粉の旨味を大事にしていると思えるが、蕎麦は香りだ、喉ごしだと云う方には抵抗があるかもしれない。
空間と余韻が融合したこの蕎麦屋を堪能したクアトロの父。
ここで、一句
 目に青葉
 川ホトトギス
 辛味蕎麦
クアトロの父詠める。

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MDK48総選挙

2012年05月29日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo 変わったイタリアン、豊四季のクアトロでは、あなたの心を癒してくれるかわいいメダカ達がいつもライブで水槽の中で踊っている。
その水槽のセンターを決める総選挙がクアトロで行われようとしている。
いつでも会いに行けるアイドルMDK48の総選挙にあなたも参加しよう。
参加方法は、クアトロのスパゲッティを食べると付いてくる投票用紙に記入するだけだ。
一人で何枚でも投票できる。
と、クアトロの父は販促企画を練るのだが、問題が発生。
メダカの名前の判別が出来ない。
メダカに名前を付けてもどれがメイか優子か由紀か麻友か解らない。
この販促は断念するクアトロの父だ。
ランクづけされるメダカもかわいそうだ。
そんなクアトロの父のもとに、3月のワシントン・ワイン・プロモーションの結果が報じられた。
部門ごとに1位はワシントン旅行招待、2位はワシントン旅行優待だ。
クアトロは50席未満レストラン部門第9位だった。
72店舗中の9位だからまずまずなのだろうか。
AKBならば新曲を歌えるのだろう。
ワイン業者に来年は優勝を目指してくださいなどと云われ、「え、そう」などとまんざらでもないクアトロの父だ。
しかし、センターはまだ遠い。

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クアトロの父の第2志望

2012年05月28日 | 父の昔話

Photo クアトロの父の学生の時の夢は、一に映画監督、二に喫茶店経営であった。
現在レストランをやっているのだから第2志望合格というところか。
クアトロの父は映像関係の学校へ行っている時に喫茶店でバイトしていたのだから、合理的だった。
クアトロの父がバイトしていた店はジャズ喫茶でありコーヒー専門店でもあった。
ストレート・コーヒーはモカはこういう味でキリマンジェロはこういう味でコロンビアどうだこうだとお客様に説明する。
ブルーマウンテンとなると、店員も緊張してサービスする。
コーヒーの神髄はストレートかブレンドかと口論したこともあった。
アレンジ・コーヒーもコーヒーの楽しみである。
昔はカフェ・オ・レはカフェ・オーレもしくはミルクコーヒーと呼んでいた。
ウインナ・コーヒーにウインナ・ソーセージは付いてこないのかと云う客もいた。
カプチーノは、ウインナ・コーヒーにシナモン・パウダーを振りかけ、シナモン・スティックを添える。
そのシナモン・スティックの手にするところには銀紙が巻いてある。
そんな時代も懐かしく思うクアトロの父。
今、クアトロでクアトロの父は、ワインはブドウ品種ごとに味が違うんですよとか、そのブドウの組み合わせでどうのこうのと説明する。

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赤玉ポートワインとアルザス

2012年05月27日 | ワインの話

Photo クアトロの父の子供時代、ワインとは赤玉ポートワインのことだった。
家の茶箪笥の中にある赤玉ポートワインを母親が大事そうにちょびちょび飲んでいた記憶がある。
こっそりと盗み飲みするクアトロの父。
この赤い色水は甘いけれどとても美味しいとは思えなかった。
その茶箪笥の赤玉ポートワインは、次に養命酒に変わった。
この養命酒も美味しいとは思わなかったクアトロの父。
クアトロの父が成人すると「金曜日にはワインを買って」というCMでワインブームが訪れる。
それでも赤玉ポートワインと養命酒のイメージがありクアトロの父はなかなかワインに親しみを持てなかったが、食にかかわる仕事についていたクアトロの父はワインの勉強をしようと一念発起する。
まずは、サントリーのワイン頒布会を申し込む。
一年間毎月三千円分のワインが家に届く。
イタリアワインの月やスペインワインの月とか月ごとにテーマがある。
友人を自宅に集めて、一緒にそのワインを飲んで勉強したものだ。
菰かぶりのキャンティ、麻に包まれたスペインのシグロ、ドイツのキャッツやマドンナ、ハンガリーのトカイなどをありがたく飲んだ。
懐かしい思い出である。
しかし、今思うと遠回りしたなとも思う。
今、ワインを好きになる近道は、クアトロにあります。
今月のテーマはアルザスの白ワイン。
クアトロで楽しくワインの勉強をしましょう。

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