ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

おすすめフリウリ・メルロー

2012年01月31日 | ワインの話

Photo クアトロ新着ワインにフリウリのメルロー主体の赤ワイン“ロンコ・ノーレ”がある。
アジエンダ・アグリコーラ・ディ・レナルドと云う作り手のものだ。
フリウリは、オーストリアとスロベキアに隣接する地域。
アドリア海から吹き上げる風とアルプスから吹き下ろす風のぶつかるフリウリ地域の気候は、ワイン造りに適している。
しかし、まだ日本には知られていない良いワインが多いようだ。
その恵まれたテロワールに近代技術を融合させたのが、このレナルドのワインだ。
ロンコ・ノーレは、メルロー50%にレフォスコ、CS、CFなどのセパージュ。
味わいは、いかにもメルローの個性が活きた、まろやかでエレガントな造り。
同じフリウリのサンダニエレの生ハムもおろしたてのクアトロ、ロンコ・ノーレと同郷の組み合わせはいかがでしょうか。

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おすすめシチリア・カベルネ

2012年01月30日 | ワインの話

Photo クアトロ新着ワインにシチリアのカベルネ・ソーヴィニヨンがある。
フェウド・アランチョと云う作り手のものだ。
カベルネと云えば世界品種と呼ばれ、世界中で生産される最もポピュラーな赤ワイン用品種だ。
カベルネでも高級ワインから低価格のワインまであるが、総じて濃厚なワインが多い。
そして、現代は濃厚なワインが好まれ、ワイン評論家も濃厚なものを評価する。
特にカベルネは濃厚な造り方を競っている現状だ。
しかし、ワインとは何かと振り返ってみると、ワインは料理と一緒に楽しむべきもの。
ワインは料理を楽しむための脇役であるべきかもしれない。
そんなワインの原点を思わせてくれるのが、このフェウド・アランチョのカベルネだ。
濃厚にしすぎず、香りはあくまでも心地よく、料理とマッチングする酸を備えたバランスの良いカベルネだ。
料理と共に自然と会話を弾ませてくれる、このワインをクアトロで試してみよう。

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おすすめピノ・ノアール

2012年01月29日 | ワインの話

Photo クアトロの新着ワインにブルゴーニュ・ルージュがある。
しかし、このブルゴーニュのピノ・ノアールのワインほど当たり外れのあるものはない。
ブルゴーニュの作り手は小さな農家が多いためだ。
そこで、小さな作り手をプロデュースするネゴシアンと云う存在が重要になる。
そのネゴシアンの中でも、信頼の厚いのが今回クアトロに入荷した“メゾン・ケルラン”だ。
メゾン・ケルランは、プロデュースだけでなく、直接ワイン造りもする、いわゆるドメーヌ・ワインを手がけている。
映画で云えば、自作自演である。
さて、その信頼に値する味わいかどうかクアトロの父は確認してみた。
ピノ・ノアールならではの、ラズベリーやイチゴのような爽やかな果実味に納得。
クアトロの父おすすめだが、クアトロの父の信頼はいかがなものか。

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クアトロ知恵袋/サワラの西京漬け

2012年01月28日 | 魚の話

Photo 今日のクアトロのおすすめはサワラの西京漬けである。
まずサワラは魚編に春と書くが、春が待ち遠しい今頃の寒い時期が最高に旨い。
しかし、サワラの身は柔らかく日持ちがしない。
刺身にしても身割れしやすく、鮮度と調理人の腕が試される魚だ。
今は、流通も発達し今日などは鹿児島から飛行機に乗ってやってきたサワラをクアトロで味わえる。
表面を炙って身を引き締めてカルパッチョにすると実に美味で、鯛とトロを合わせた味とも表現される。
また西京味噌に漬けると味噌の効能で身が締まり味わいも増し、日持ちがする。
日本人の誇る食文化のひとつだ。
今日は、クアトロでサワラのカルパッチョをいただくもよし、おみやげに西京漬けもよしといったところだ。

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クアトロ知恵袋/ヒラスズキのカルパッチョ

2012年01月27日 | 雑学の話

Photo_2 今日のクアトロのおすすめは、ヒラスズキのカルパッチョだ。
まず、ヒラスズキとはスズキを平べったくした姿なのでヒラスズキと呼ぶが、スズキではない。
ヒラだからと云ってスズキの中の平社員的なものではなく、スズキよりも魚市場では高級魚の扱いだ。
スズキは夏が旬だが、このヒラスズキは冬が旬である。
そして、旬のヒラスズキの刺身はとても上品な味わいだ。
イタリア料理では刺身をカルパッチョと呼ぶ。
カルパッチョは本来イタリアの有名な画家の名前だ。
その名前をつけた生の牛肉料理が有名になり、さらに転じて日本では魚の刺身もカルパッチョと呼ぶ。
ヒラスズキだのカルパッチョだの、日本人は呼び名に無頓着と云うか融通性があると云うか、実に自由だ。
正確には“スズキに似ているがスズキではないヒラスズキの画家の名前だが刺身料理であるカルパツチョ”が今日のクアトロのおすすめだ。

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