ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

史上最大の作戦

2007年05月07日 | チーズの話

Photo_308 カルル社のロックフォールは昔ながらの手作業で作られるブルーチーズ。厳選された羊乳に青カビを手作業で植え付ける。パピオン社のロックフォールも有名だが、このカルルはパピヨンよりも優しい味だ。青カビの刺激が苦手な方には、カルルは馴染みやすいかもしれない。
さて、この青カビ・ペニシリンはチーズを美味しくさせるだけでなく、抗生物質の原料として、映画「史上最大の作戦」などにも描かれた、第二次大戦・ノルマンディー上陸作戦の連合軍を助けた。感染症に有効なのである。そこでクアトロの父も水虫対策にブルーチーズを食べるのだが、こちらには効き目は無いようだ。
ノルマンディーというと、白カビで有名なカマンベールがある。カマンベールとロックフォールを薄く切って重ねて食べるとこれも美味しい。クアトロの父は名付けて「史上最大の作戦」と呼ぶ。

※クアトロ本日のおすすめチーズ
ブリア・サヴァラン・アフィネ(フレッシュ・タイプ)
デリス・デ・カバス(羊乳・フレッシュ・タイプ)
ロック・フォール・カルル(青カビ・タイプ)
エポワス(ウォッシュ・タイプ)
サント・モール(シェーブル・タイプ)
ヴァランセ(シェーブル・タイプ)
ゴーダ・ミレミアム(セミハード・タイプ)
パルミジャーノ・レッジャーノの中心部分(ハード・タイプ)

コメント
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