ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

口出し歓迎

2007年05月12日 | ワインの話

Photo_316  ワインと料理のバランスの取れていない店は多いものだ。そんな、生意気な事を云っていると、お前のところはどうなんだと叱られそうだが、それはそれとして受け止めたいと思う。
何度か伺っているお気に入りのイタリアンがある。同業ながら料理の美味しさは認めざるを得ないお店だ。久しぶりに伺ってボトル・ワインを注文した。一番安い価格ながら、心引かれるシチリアのネオターヴォラをチョイス。しかし、そのワインがぬるい。赤ワインは室温といってもちょっと温度が高すぎる。特に、シチリアのワインなどは、アルコール度数が高いので、少し冷やしたあたりから徐々に温度を上げて香りを楽しみたいワインだ。とても小さい店なので、ワイン・セラーも置けないのだろうが、とても残念だった。そう云えば、以前に伺ったときも同じワインを注文して同じ失敗を経験したのだった。お互いに学習しないものだと思ってしまった。
同業として、忠告をしてあげるのが親切だったのだろうかとも思う。しかし、ワインはテイスティングなしで注がれるのだから、口出し無用ということなのだろうか。お料理が美味しいだけに実にもったいない。
クアトロでも同様の苦情は当然あると思います。テイスティングの折には、お好みのワインの温度などお申し付けください。口出し歓迎です。

コメント (1)
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