ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ボルゲリ・ロッソ2008

2011年05月31日 | ワインの話

Photo 原点回帰とばかりに、イタリア・トスカーナのワイン特集のクアトロ。
今日はレ・マッキオーレの“ボルゲリ・ロッソ2008”をご紹介しよう。
マッキオーレと云えばもはやイタリア・ワインの中でも伝説的な成功を収めたワイナリーと云えよう。
トスカーナのボルゲリ地区において“オルネライア”“サシカイア”と共にボルゲリ三大ワインと呼ばれ名声を得るが、そこまでの道のりは大変な苦労だったと云われている。
名声を得たばかりの時、2002年にご主人が亡くなり、残された奥様がご主人の意志を継いで今日に至っている。
今でも、このマッキオーレの評価が下がることはない。
そして、2008年のワインに対してイタリアのソムリエ協会からレ・マッキオーレはベストワイナリーの表彰を受ける。
このベストワイナリーは一般消費者の投票によるものだという。
その表彰式はテレビ中継もされるのだから、イタリアにおけるワインの文化的価値は高い。
クアトロにレ・マッキオーレのボルゲリ・ロッソ2008が入荷した。
イタリア・ベストワイナリーの味わいをクアトロで楽しんでみよう。

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スベレートの夜

2011年05月30日 | 父の昔話

Testata_s30 クアトロの父がスベレートに訪れたのは1997年の春。
ブリケッラ農園というアグリツーリヅモを経験した。
アグリツーリヅモとは、農園の宿泊施設のことで、日本の民宿をおしゃれにしたようなものだ。
ブリケッラ農園では無農薬でのワイン作りを行っていた。
広いワイナリーの真ん中に宿泊施設がある。
夜は真っ暗な農道を懐中電灯を頼りに母屋にあるレストランまで歩く。
ゆっくりと歩いて5分以上かかった。
母屋のレストランで郷土料理とこの農園のワインを堪能してほろ酔いで帰る夜道。
空を見上げるとこの年に地球に最接近したヘール・ポップ彗星を見ることが出来た。
スベレートでの夜に神々しい体験をしたクアトロの父だ。
部屋に戻り、まだ飲み足りなかったクアトロの父は、グループの仲間とワインは畑の一角でさらに飲み続けクアトロの父はワインをラッパ飲みするのだった。
映画「熱いトタン屋根の猫」では、生きる糧を失い酒浸りとなるポール・ニューマンがワインのラッパ飲みをするシーンがあった。
一度、これをやってみたいと思っていたクアトロの父であった。
スベレートでの夜に願いを叶えたクアトロの父だ。
ブリケッラ農園のホームページから写真を拝借したが、この写真の農道で彗星を見て、手前の木の下でワインをラッパ飲みした記憶がある。
トゥア・リータのワインでスベレートの夜を思い浮かべたクアトロの父だ。

※突然ですが、本日のディナーはご予約だけの営業になります。申し訳ありません。

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オリーブとブドウと糸杉と猪の村から

2011年05月29日 | ワインの話

Photo 原点回帰とばかりに、イタリア・トスカーナのワイン特集のクアトロ。
今日はトゥア・リータの“ロッソ・ディ・ノートリ2009”をご紹介しよう。
このロッソ・ディ・ノートリは、トゥア・リータのセカンドワインである。
トゥア・リータには“レディガフィ”などのフラッグシップのワインがある。
セカンドとは、普通はフラッグシップのワインになれなかったブドウから造られる商業ベースのワイン。
ただ、半数以上のセカンドワインはネームバリューを借りて商業ベースに乗せていて、ブラインドで飲んだりするとコストパフォーマンスはいかがなものかと思うものがある。
その点、このロッソ・ディ・ノートリは違う。
フラッグシップのワインに使うブドウをリッチに使っている。
クアトロの父なども、このロッソ・ディ・ノートリがフラッグシップのワインかと思っていたほどだ。
マンガの“神の雫”でも絶賛されたようで、コストパフォーマンスの良いセカンドワインとして評価が高い。
トゥア・リータはトスカーナ州の地中海に臨む小さな村“スベレート”にある。
イタリアで最も美しい村のひとつとも云われている。
オリーブとブドウと糸杉と猪の村だ。
海岸からはナポレオンが抑留されたエルバ島を見る事が出来る。
スベレートではワイナリーではサシカイアが有名だが、このトゥア・リータもスベレートを代表するワインとなっている。
クアトロの父も昔にこのスベレートを訪れたことがある。
たしかに、美しい村だった。
猪も野生するこのスベレートが育んだワインを今宵はクアトロでじっくりと飲んでみましょう。
※セカンドワインについての評価はあくまでもクアトロの父の個人的な意見であります。

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北の国から/ホッケの刺身

2011年05月28日 | 魚の話

Photo ああーああああ・・・
ううーうううう・・・
ラララララララ・・・

“今日僕は・・・、クアトロで北海道産ホッケの刺身に出会った訳で”
“北海道でしかホッケの刺身なんて食べられないと思っていた”
“どうやら養殖で安全なホッケの刺身を関東でも食べられるということで”
“その美味しさに、思わず故郷を思い出す訳で・・・”

ああーああああ・・・
ううーうううう・・・
ラララララララ・・・

感動のホッケの刺身は今日のクアトロでどうぞ。

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アタックNO.1のワインはV

2011年05月27日 | ワインの話

Photo 原点回帰とばかりに、キャンティを中心にトスカーナのワイン特集のクアトロ。
今日はフットリア・ヴィティッチオの“キャンティ・クラシコ・リゼルバ2004”をご紹介しよう。
このワインの評価はとても高い。
キャンティを越えたキャンティと云えるかもしれない。
オーナーのヴィットリオ・フィオーレ氏のワイン作りにおけるこだわりも大変なものである。
土地に合ったクローンのブドウを植え、最適な酵母を選び、工夫を重ねた熟成を行うなど、徹底したワイン作りで評判である。
そのワインのエチケットには誇らしげに“V”サインが表示されている。
もちろん、オーナーのイニシャルなのだが、クアトロの父のような年配には、「VICTORY サインはV」を思い浮かべるのだ。
その味わいは濃厚で香りも高く、一口目からのアタックも抜群だ。
アタックと聞くとさらに思い浮かべるクアトロの父、「アタック、アタック、ナンバーワン」なのである。
このワインは、アタックNO.1のワインはVなのであります。

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