ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ボージョレ・ヌーヴォーを最も遅く飲む会中止

2010年08月31日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo 解禁日を11月の第三木曜日と法律で定めたボージョレ・ヌーヴォーは解禁日に飲むという行事が受けて人気になった。
さらにこの法律によるとヌーヴォーと呼べるのは翌年の8月31日までとのことだ。
そこでクアトロの父はボージョレ・ヌーヴューがヌーヴォーと言える最後の日に味わう企画を検討している。
8月31日に誰よりも遅くボージョレ・ヌーヴォーを楽しもう。

昨年にこのブログで呼びかけたボージョレ・ヌーヴォーを最後の日に味わう会は、都合により中止となりました。
クアトロの父は数人の共犯者とともに、数日前に飲みきってしまったのでした。
ただ、びっくりするほどに美味しくなっていたことを報告します。
来年はもっと多めにご用意しようと考えております。

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ブルゴーニュよりこんにちは

2010年08月30日 | ワインの話

Photo ブルゴーニュからアニュス・パケのブルゴーニュ・ブラン2006がクアトロに入荷した。
アニュス・パケは女性の醸造家で、映画「悲しみよこんにちは」で一世を風靡したジーン・セバーグ似のセシルカットの美人である。
美人が造るワインということだけでなく、そのワインの実力への評価はとても高い。
フランスの三つ星レストランの四軒がこのアニュス・パケと契約している。
フランス国内では、三つ星レストランへ行かないと飲めないようだ。
一部、日本に輸出され、今回クアトロでも飲めることになった。
さて、美人が造るワインと聞いただけで、美味しいと決めていたクアトロの父だが、実際に飲んでみるとこの美味しさはセンスの良い美人の女性が造ったものだなと納得するのだった。
ブルゴーニュのシャルドネというと、酸が強く、樽香などが強いいわゆるボディの厚いものを良しとする。
アニュス・パケが造るこのワインは、果実味を活かし、爽やかな酸味を残した飲み心地のよいワインである。
グラスを重ねるごとに、このワインの魅力に気づくといったタイプのワインである。
アニュス・パケのワインは、セシルのような魅力的なワインである。

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尾瀬から届いた小さな秋

2010年08月29日 | お酒の話

Photo 尾瀬の麓、片品村からはとうもろこし、川場村からは日本酒がクアトロに届いた。
日光から沼田をつなぐ金精道路の片品村あたりはとうもろこし街道と呼ばれている。
片品高原のとうもろこしは特別に美味しく、そのとうもろこしを焼いて食べさせる露店がこの街道沿いに並んでいるところからとうもろこし街道と呼ばれるようになった。
片品村のとうもろこしは特に夏の終わり頃のものが美味しい。
高原であるためだが、そのとうもろこしがクアトロに到着した。
このとうもろこしをペペロンチーニに仕上げたものは、もはやクアトロの伝説メニューとなっている。
いつ登場するか解らない限られた期間にだけ食べられるパスタである。
とうもろこしの甘みと旨味がペペロンチーニとして乳化してシンプルながら奥の深い味を生む。
一度食べると、忘れられない美味しさである。
そのとうもろこしのペペロンチーニが今日からクアトロで食べられる。
そして、秋の味覚に最適なお酒が解禁になり、こちらもクアトロに到着した。
“ひやおろし”と呼ばれる日本酒だ。
ひやおろしとは、寒仕込みで冬に仕上げた日本酒を暑い春から夏の間、涼しい蔵の中で寝かし追熟させたものを生酒で出荷したもの。
出来たての新酒のフレッシュな美味しさとは違い、落ち着きを見せた深い旨味を堪能できるお酒がひやおろしだ。
蔵ごとに解禁日は違うのだが、九月に入ると多くの蔵からこのひやおろしが出荷される。
川場村の永井酒造では今月の24日に解禁となり、クアトロに旬のお酒“ひやおろし水芭蕉”が届いた。
青リンゴのような爽やかな酸と香りが心地よい、料理に合わせやすいお酒だ。
片品村のとうもろこしと川場村のひやおろし、尾瀬から届いた小さな秋である。

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自由研究/果物鑑賞

2010年08月28日 | お酒の話

Photo 天然果汁を日本酒で割ったリキュールが今流行っている。
変わったイタリアン・クアトロにもその日本酒ベースのフルーツ・リキュールが登場した。
まず、みかんのリキュール。
みかんを荒く絞ったものを日本酒に合わせてある。
飲んでみると、みかんジュースそのものだ。
お酒という感じがしないのが危険な感じだ。
熱処理もしていないので、要冷蔵品である。
抜栓したら早く飲まなければいけないのだから、ますます危険なお酒だ。
次に、柚子のリキュール。
酸味がとても爽やかで、飲み飽きがしないのがとても危険だ。
炭酸で割って飲むと、すいすいと飲めてしまう。
そして、もものリキュール。
まったりとしたももの甘みが食後酒として楽しめる。
ロックで飲むととても夏向きだが、お酒に弱い人もぐいぐいと行きそうでやはり危険だ。
どれもアルコール度は7%だが、軽そうに見えてビールよりは強いお酒だ。
どれも、魅力的で危険なフルーツ・リキュールたちだ。

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自由研究/メダカの観察

2010年08月27日 | 魚の話

2 クアトロに来て二週間が過ぎた。
クアトロのお客様たちに僕たちメダカは人気者になりつつある。
クアトロのお客様を観察していると、なかなか面白い。
約8割のお客様は、このメダカは食べられるのかと尋ねる。
残りの2割のお客様は涼しそうでいいですねと云いながらも、食べられるかなと思っているように思える。
さすがに、メダカは食べられないと納得すると、クアトロ自慢のカルパッチョの注文が入る。
カルパッチョが出来上がると、僕たちメダカもお客様の熱い視線から解放される。
帰り際のお客様は、メダカに一瞥をくれる。
次にクアトロに来たら大きくなっていて、せめてフライにして食べられるかなという視線を送ってくるのだ。
カルパッチョやフライにされないために、大きくならないようにしなくてはと思う。
僕たちメダカは水槽の中をぐるぐる泳ぎ回ってダイエットに努めるのだ。
今日のクアトロは、新サンマと松皮カレイ、カサゴ、イサキ、タラバガニなどがメダカよりもおすすめだ。

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