ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ティラミス

2007年05月15日 | デザートの話

Photo_321 始めてティラミスを食べたのは、西麻布のアルポルトだった。めちゃくちゃ美味しかったのだが、コーヒーの粉をかけてあるケーキというのは、結構衝撃的だった。
一大ティラミス・ブームが来る以前のことだった。さらに、タピオカ・ミルクのブームもやってきた。ティラミスやタピオカはファミレスがいち早くブームに便乗していた。当時クアトロの父はとあるイタリアン・レストランの店長をやっていたが、このブームに乗り遅れた記憶がある。ファミレスにあまり行ったことが無くブームに気づかなかったのだ。社長に「ティラミスやタピオカは扱わないのか」と聞かれ「ティラミス?そう云えば食べたことがありました。でもタピオカ?って何のことですか」と云って、えらく怒られた記憶がある。あわてて、ファミレスへ勉強に行ったのだった。
クアトロでは、ティラミスは開店以来人気メニューになっている。開店当初、このティラミスに食べやすくココア・パウダーをかけるか、本格的にエスプレッソの粉をかけるか、両方を混ぜてかけるか、スタッフで協議した。やはり自分達が美味しいと思うスタイルにしようということになり、現在のようにエスプレッソの粉をかけることになった。
さて、このティラミスとは「私を引き上げて=私を元気にして」といったような意味だという。若い女性がイタリア男性に耳元で「ティラミス」などとささやくと、ちょっと危ない。

コメント (1)
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