ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ペスカトーレの食べ方

2013年02月28日 | パスタの話

Photo_3 ペスカトーレが運ばれてくる。
その見栄えの豪華さに感嘆の声を上げることだろう。
しかし、いつまでも見とれている訳にもいかない。
どうやって食べたらこのペスカトーレを充分に堪能できるのかという作戦を組み立てなければならない。
それも、瞬時に判断しないと、こういった麺類に対しては致命的な打撃となる。
まずは具の種類を識別しなければならない。
クアトロのペスカトーレは異常ともいえるほど具沢山である。
この場合は、スパゲッティと具を混ぜ合わせて食べるといった愚行は避けなければならない。
また、その必要もなくスパゲッティ一本一本にそれぞれの素材から出た旨味がよく絡んでいる。
具を味わいながら、静かに具と具の合間からスパゲッティをたぐり寄せるといった作戦が妥当のようだ。
具を自分の好みの順番で食べながら、その合間にスパゲッティをフォークに巻き付けて食べる。
さらに、トマトソースも最後にきれいに無くなるように計算しながら食べ進んでいく。
たとえば、海老を食べて、スパゲッティを食べて、トマトソースを食べる。
アサリを食べて、スパゲッティを食べて、トマトソースを食べる。
・・・といったぐあいだ。
魚貝を食べる順番にはそれぞれの生い立ちが反映されることも多いようだ。
たとえば大好きな海老を最後までとっておく人。
大好きな海老は一番始めに食べてしまう人。
それぞれに人生経験が左右されていると思われるが、その点は自由に行動すべきだろう。
このようにして、息をつくのも忘れクアトロのペスカトーレに没頭する。
食べ終わり、ふぅーっと息を吐く。
そうして至福の時を感じることだろう。

※あくまでもクアトロの父の個人的な見解による食べ方であり、お客さまに強要するものではありません。

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クアトロのTPP参加表明

2013年02月27日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo いよいよ明日から始まるクアトロのTPPに参加表明をするお客さまが多い。
クアトロのTPPとは、豊四季のパスタ・ペスカトーレ半額週間のことだ。
7周年記念として、クアトロの看板メニューのペスカトーレが事前に配布されたクーポンによって明日から一週間半額販売される。
ランチは参加表明したお客さまの予約で、満席に近い状態だ。
ペスカトーレは、漁師風と云う意味だが、漁師が魚介をトマトで煮て食べたものが始まりのようだ。
魚介の旨味がトマトソースの旨味と融合し、パスタに絡めて食べる。
クアトロの環豊四季界隈経済戦略の一環を担うパスタだ。
しかも、半額とは云えいつも以上に豪華なペスカトーレを準備しているクアトロである。

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クアトロノミクス

2013年02月26日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo クアトロノミクスを掲げるクアトロの父。
クアトロノミクスとは、クアトロ経済政策のことだ。
その政策の目玉は、まず大胆な半額クーポンの発行にある。
クアトロ四大パスタが四週に分けて半額販売されるという企画が、あさっての木曜日から実施される。
さらに、クアトロの父厳選のワシントン・ワイン特集も企画されている。
半額クーポンなどの効果によって、デザートの追加、グラスワインの追加等の経済効果を見込んでいるクアトロの父。
ただし、そのクーポンは今日までの配布となり、クーポンを入手出来なかった人は注意が必要だ。
クーポン一枚で同伴の人もパスタが半額になる。
クーポンを入手出来なかった人は、クーポンを持っている友人を探そう。
尚、木曜日からは予約を入れることは必至である。

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魅惑的なワイン

2013年02月25日 | ワインの話

Photo アダムとイブは、蛇にそそのかされ禁断の実を食べてしまい、欲望を知り楽園から追放される。
失楽園のことわりである。
クアトロでも、ルビー色のワインに酔いしれる男、あるいは女、まるでアダムとイブのように・・・。
そのワインは、川島なお美の婚約披露パーティーで使われて話題となった“シャトー・ラ・タンペランス”。
ボルドー・メドックのワインである。
いかにも、メドックらしいバランスの取れた味わいは、とても魅惑的だ。
クアトロで鴨鍋とこのワインを飲みたくなる危ない味わいである。
クアトロの禁断の扉を開けて、飲んでみますか・・・。

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新たな一歩のワイン

2013年02月24日 | ワインの話

Photo ゴッドファーザーの愛のテーマが流れるクアトロで、血のように濃い赤ワインを飲み交わす男、あるいは女。
血の結束を誓っているのだろうか。
マフィアの集いにしては、みんな明るい笑顔である。
その濃い赤ワインは、クアトロ新着のシチリア産ワイン“イル・パッソ”だ。
このワインは、シチリアの恵まれた気候で育てられ、成熟したブドウをさらにシチリアの太陽と北アフリカからの乾燥した風で干したブドウを加えて、醸造したもの。
ヴェネトで行われるアマローネの手法を取り入れたワインだが、その濃縮感と力強い味わいには誰もが驚くことだろう。
ゆっくりと時間をかけて飲むほどに美味しさが増すこのワイン。
イル・パッソとは、歩みと云う意味だが、シチリアに新しい一歩をもたらしたワインである。

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