このところの暑さに、ぐったりする人も多い。
疲れた体を癒やすのは、ピリッと辛いブルーチーズだ。
夕方、しのぎやすくなったらクアトロでブルーチーズでもチビチビやりながら、ワインでも楽しもう。
しかも、ブルーチーズが３種類揃ったクアトロ。
ロックフォールにゴルゴンゾーラに珍しい山羊乳のブルー。
特にねこの山羊乳は初夏だけの楽しみ。
さて、ブルー・ブルー・ブルーー・シャトーと口ずさみたくなるのは、もうご年配だろうか。
なんなんだ、この平たい顔族が作るイタリアンは。
カルパッチョって何なんだ。
カルパッチョはイタリアの画家の名前ではないか。
その名前が付いた魚の盛り合わせだが、なんとも新鮮で旨そうだ。
切り口や配置が絵画のようではないか。
さらに、アクアパッツァって何なんだ。
イタリア語で暴れ水と云う名前がこの料理なのか。
魚の美味しさを十分に引き出す料理だと平たい顔が云っていたが、イタリア人はそんなに繊細な料理を作っていたのか。
なんなんだ、クアトロ・スタジオーネは。
季節と云うイタリア語だが、季節ごとの美味しさを大切にすると云うことか。
それにしても、イタリアの国旗が似合わない変なイタリアンだ。
しかも、魚もみんな平たい。
真鯛、コロ鯛、金目鯛、甘鯛。
平たいとなんでもかんでも鯛なのか。
それにしても、どれも旨い。
なんなんだ、クアトロ・スタジオーネは。
Ｑ・ＳのＯＳＳＭ（お・す・す・め）は、Ｋ・Ｋ・Ｋ。
ＤＡＩＧＯ語かぶれのクアトロの父だ。
クアトロにＫ・Ｋ・Ｋ（毛ガニ・毛ガニ・毛ガニ）なのです。
そのけが人続出ではなく、毛ガニが続出です。
その毛ガニをＫ・Ａ（こともあろうに）、茹でて砕いて、煮込んで、濃厚なスープにしてしまったクアトロだ。
この週末に、運が良ければこのスープにあなたも出会える。
そうすれば、Ｉ・Ｈ！
（アイム・ハッピー）
「ＤＡＩＧＯ、Ｈ・Ｍ（走り・ます）」って、クアトロの父には、Ｗ・Ｗ（訳が・わからない）なのだ。
何でも略せばいいと云うものでもないが、本日のクアトロのおすすめは、Ａ・Ｄだ。
そう甘鯛がおすすめのＱ・Ｓ（クアトロ・スタジオーネ）だ。
甘鯛は名前の通り、味わいに甘みのある魚だが、顔立ちが頭巾を被った尼さんに似ているから尼鯛という説もある。
まあ尼鯛よりは甘鯛の方がおいしそうではある。
また京都ではグジと呼び高級料亭で扱われる魚だ。
頭の形がけったいな魚で屈頭角（クズナ）から転じたという。
静岡では、家康公もいたくお気に入りの魚で、この魚を献じた女中の名前から興津鯛と呼ぶ。
甘鯛、尼鯛、グジ、興津鯛とこの魚の名前にも色々と物語があるもので、Ａ・Ｄの物語は、これからクアトロで始まる。
Ｑ・ＳのＯＳＳＭ（お・す・す・め）、Ａ・ＤをあなたもＴ・Ｍ（食べ・ます）？
このところ、ランチに初めてクアトロを訪れたと云うお客様が目立つ。
そして、ウニのクリームソースの注文が多い。
どうやら、グルメ雑誌の影響のようだ。
今日書店をチェックしてみると、「松戸・柏 とっても上等なランチ」と云う雑誌があった。
ここに、クアトロが紹介されていて、ウニのクリームソースがおすすめになっている。
数年前に「松戸・柏 上等なランチ」が出され、ここにもクアトロが紹介されていた。
その改訂版にあたるのが、「松戸・柏 とっても上等なランチ」なのだが、出版社は異なる。
今回の出版社はケチで、クアトロが出ているのに、出来上がった雑誌をくれなかった。
それで、今回の新規のお客様が増えた要因に気付かなかった次第である。
しかも、このところウニの入荷がなく、ウニのクリームソースをお休みしていたクアトロだ。
明日から、ウニが高くても仕入れなくてはと考えているクアトロだ。
とっても上等なランチはクアトロでどうぞ。
