ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新・パスタの物語〜ピリ辛の効能

2023年12月09日 | パスタの話

「カキの味噌クリーム」と共に、「カキのピリ辛トマトソース」の販売も始まった。
プリプリのムキカキときのこをニンニクと唐辛子を効かせたトマトソースで炒める。
これからの寒い日におすすめのパスタだ。
カキのタウリンと、ニンニクのニンニクエキスに、唐辛子のカプサイシンに、トマトのリコピンがそれぞれ体に良さそうだ。
さらに、カキとトマトの旨味成分、イノシン酸とグルタミンが相乗効果をもたらす。
美味しくて体に良いパスタと云えるだろう。
ここにワインを合わせると、つい飲み過ぎてしまう。
飲み過ぎてもプラス・マイナス計算が合うだろうと思うのは、飲んべえの理屈だろうか。

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新・パスタの物語~味噌の効能

2023年12月08日 | パスタの話

「カキの味噌クリーム」の発売が始まりました。
寒くなってくると不思議と味噌味のこのパスタが恋しくなる。
これは味噌の効能からでしょうか。
味噌の効能はいろいろと云われます。
ガンの予防からボケ防止や学力向上まで良いことずくめ。
しかし、食べ物は薬ではないので、美味しくて楽しく食べられればよいわけです。
しかし、不思議なもので頭が理解しなくても体が欲求する食べ物も多いようです。
味噌がそのひとつで、寒くなると食べたくなります。
味噌を食べると体の芯から暖かくなる効能もあるからでしょう。
カキの味噌クリームが運ばれてくると、味噌の香りがクリームの香りと合わさって優しく鼻孔をくすぐります。
まずは、スープをいただきます。
味噌の味は控えめながら、その甘みと旨みにほっとさせられます。
そこからは、カキや野菜の旨みが重なり一気に食べ進むことでしょう。
そして、お皿に残ったスープも残さずいただく。
その時には、体も心も温まっていることでしょう。
一口目だけの味付けでなく、最後のスープまで飽きずに食べられるクアトロのカキの味噌クリーム。
お待たせしました。

 

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新・パスタの物語~広島似島産カキ入荷

2023年12月07日 | パスタの話

クアトロの季節のおすすめパスタ「カキの味噌クリーム」と「カキのピリ辛トマトソース」が登場。
今年は、例年よりもかなり遅れての登場だが、ここにクアトロのこだわりがあった。
カキのパスタには、広島・似島産の加熱用カキにこだわり、そのカキがやっと市場に出てきた。
似島産のカキは、加熱してもあまり縮まない。
もちろん旨みがしっかりしている。
そのカキを使わないと、パスタにした時に、カキの存在感がなくなる。
カキが入っていれば良いと云う訳ではない、クアトロのこだわりを味噌クリームソースとピリ辛トマトソースお待たせしました。

 

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新・パスタの物語~郷愁のパスタ

2023年12月06日 | パスタの話

クアトロの父が子供の頃、スーパーマーケットなど無かった頃、商店街には必ず乾物屋があった。
その乾物屋の一角には味噌や鰹節が山盛りにして売られていた。
さらに、シラス干しも山にして売っていた。
全て計り売りだ。
そのシラス干しを白いご飯に乗せしょう油をたらして食べる。
少ないおかずでご飯を食べるにはシラス干しは、もってこいのおかずだった。
子供心にも、シラスは庶民の食べ物だと認識していた。
明日からのクアトロのおすすめパスタは、「シラスの和風スパゲッティ」である。
シラスをペペロンチーニにして、大葉やカイワレ、大根おろしを添えた、クアトロのシラスのパスタ。
昔のシラス乗せご飯のようなものである。
その味わいは、中高年の哀愁を誘うかもしれない。
若い人には、新鮮な美味しさに出会えることだろう。

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新・パスタの物語~大地の恵みパスタ

2023年12月05日 | パスタの話

クアトロ自慢の季節野菜のスパゲッティ。
たくさんの野菜がトマトソースに煮込まれたボリュームたっぷりのスパゲッティだ。
10種類以上の野菜が入っているというが、嘘偽りがないかは食べ進みながら探っている。
フォークにスパゲッティを巻き付け、一緒に絡んできた野菜をアトランダムに食べていく。
一口大になっている野菜が順番に掘り出されていく。
ズッキーニ、インゲン、カボチャ、赤パブリカ、黄パプリカ、ニンジン、ホウレン草、オクラ、カブ、オニオン、・・・、大地の恵みをトマトソースの中から掘り出しているという表現が適切のように思える。
ひとつとして煮崩れした野菜が無いと云う声も聞こえる。
クアトロのママの仕込の技だろう。
このように食べ進んでいくと、野菜の名前を確認し、その数を数えることの無意味さを感じるだろう。
そして気づくことがあるようだ。
野菜の美味しさもさることながら、そのそれぞれの野菜の旨味がトマトソースの中に渾然と一体となって調和していることだ。
控えめに加わっているパンチェッタ(生ベーコン)の脂がそれぞれの野菜の旨味を取りまとめているのだろうか。
スパゲッティにからめつつ食べるこのソースの味わいこそが、このスパゲッティの本質である。
素材の旨味が乳化したトマトソースの色あいは、明るいオレンジ色をしている。
食べ終わったお皿の底にも、キラキラ光るオレンジ色のソースを見て取れる。
食べ終わったお客様の瞳も、キラキラと光るのだが、クアトロの父と視線が合うと現実に引き戻され光が弱まるようだ。

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