映画「グッドナイト&グッドラック」はジョージ・クルーニー監督によるセンスの良い作品だ。
1950年代、アメリカではテレビ放送のあり方が問われていた。
吹き荒れる赤刈りの嵐にテレビ界は飲み込まれてしまって良いのか。
当時の人気ニュース・キャスター、エド・マローは問いかける。
50年後100年後の人々が、この時代のテレビを見たときどう評価するだろうか。
この時代のテレビは人を欺き笑わせ現実をかくしていたとしか見ないだろう。
エド・マローは闘った。
赤刈りの旗頭である権力者マッカーシーと真の自由のために闘ったのだった。
エド・マローの報道番組の締めくくりの挨拶はグッドナイト&グッドラック。
もちろんエド・マローの闘いから50年後の現代、そのテレビ界やメディアのあり方を問いかけている。
日本などはひどいもので、テレビなどはバラエティ番組ばかりが垂れ流されている。
視聴者につまらない笑いを与えて何かを忘れさせようとしている。
クアトロのエド・マローことクアトロの父は問いかける。
何年か先、人々がクアトロでの食事を思い浮かべた時、お腹は満たされた、会計は高くはなかったとか、それだけの記憶の店で良いのだろうか。
お客様にもっと感動を与えなくて良いのだろうか。
今日のクアトロは、赤崎産生カキ、八丈島産トビウオ、福島産天然真鯛、北海道産キンキ、静岡産イソツブなどが用意されている。
そして、感動を呼ぶグッドな鹿児島産スミイカ。
はたしてクアトロはお客様に感動を与えることは出来るのだろうか。
クアトロのエド・マローことクアトロの父がリポートしました。
そして、グッドナイト&グッドラック&グッドスミイカ。
四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭いときた。
どうだ、おい、よーし、まけちゃおう。
まかったつむじが3つ、七つ長野の善光寺、八つ谷中の奥寺で、竹の柱に萱の屋根、手鍋下げてもわしゃいとやせぬ。
信州信濃の新そばよりも、あたしゃあなたのそばがよい。
あなた百までわしゃ九十九まで、ともにシラミのたかるまで、ときやがった。
どうだ畜生!
さあこれで買い手がなかったら、あたしゃ稼業3年の患いと思って諦めます。
こちらに並んだ、新鮮な魚。
クアトロのシェフが美味しく料理しちゃうよ。
さあ、寄ってらっしゃい、食べてらっしゃい。
※本日の魚は、福島産天然真鯛、福島産ホウボウ、青森産ソイ、千葉産イサキ、宮城産松皮カレイ、琵琶湖産稚鮎などだよ、さあ、寄ってらっしゃい、食べてらっしゃい
さぁ、さぁ、皆さん。
よってらっしゃい、見てらっしゃい。
お兄ちゃんお姉ちゃん、ね、ここに広げましたこのチーズ。
遠くヨーロッパから、はるばる飛行機に乗ってやって来た。
はい、食べ頃のチーズばっかりだよ。
はーい、いらっしゃいいらっしゃい、ね。
桜も満開だ。
お兄ちゃん、お姉ちゃんの思い出作りに、浅野匠の上じゃないけど腹切ったつもりで、これを売っちゃう。
どお千五百円?
はぁ、非常識なお姉ちゃま。
これお前、千五百円で売ったら、なぁ、俺達、あしたっから飢え死にしなきゃなんないよ。
よーし、こうなったらもう面倒くさい。
千五百円といきたいところだが、どお、千四百円で、ダメ?
よーし千三百円、千二百五十円、あぁ面倒くさい。
千二百円で持ってけ、この泥棒野郎、どおだぁ。
現在、クアトロのチーズ取り合わせは、三種類の取り合わせで千二百円からで発売して、飢え死にはしておりません。
そして、この春のチーズはとびきり充実しています。
さぁ、お立ち会い。
※本日のおすすめチーズ
ブリヤサヴァラン(白カビ)、さくら(ソフトタイプ)、デリス・パパイヤ(フレッシュタイプ)、ブルー・デ・コース(青カビ)、ブシェット(シェーブル)、マーガレット(ブルビ・白カビ)、ピレネーブルビ(ブルビ・セミハード)、ミモレット(セミハード)、ゴーダ・ゴールドスター(セミハード)、コンデ・ド・モンターニュ(ハード)
何と言うかな、あー生まれてきてよかった。
そう思うことが何べんかあるだろう。
そのために人間生きてんじゃねえか?
寅さんの名言だ。
クアトロに今年も“由比産桜海老と春キャベツのペペロンチーニ”が登場した。
桜咲く季節に、短い旬を迎えた桜海老。
アーリオ・オーリオで仕上げた桜海老の風味に、寒い季節を越した甘みのある春キャベツ。今年も春が訪れたと実感できるスパゲッティだ。
何と言うかな、あー生まれてきてよかった。
そう思うことが何べんかあるだろう。
この桜海老と春キャベツがそれだよ。
この旬の美味しさを理解するために人間生きてんじゃねえか?