ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワインの物語2024~レ・マッキオーレ

2024年01月31日 | ワインの話

イタリア・トスカーナ州ボルゲリ地区はイタリアを代表する偉大なワインの産地。
この地の可能性を世に知らしめたのは、「サッシカイヤ」「オルネライヤ」の作り手達。
さらに、レ・マッキオーレの「パレオ」というワインが登場し、ボルゲリを代表する三大ワインとなる。
いわゆるスーパートスカーナの時代を築いたワイン達である。
この三大ボルゲリの中でも、レ・マッキオーレ以外は貴族の出身である。
現在もトスカーナのワインは伯爵や男爵の作るワインが多い。
その中でレ・マッキオーレはエンジェニオという一人の農夫が苦労して作り上げ成功したワイナリー。
現在もこのレ・マッキオーレを目指してワイン作りをするトスカーナのワイナリーも多い。
しかし、レ・マッキオーレのエンジェリオは国内外から最高の評価を勝ち取った2002年に若くして他界してしまう。
そしてそのレ・マッキオーレを高額で買収しようとする資本家が数多く名乗りをあげるが、パレオを作る当初から一緒に苦労をしてきたチンツィア夫人が夫の意志を継いでワイナリーを維持していくこととなる。
チンツィア夫人はエンジェニオは今もブドウ畑にいると云っている。
クアトロの父のお気に入りの作り手がこのレ・マッキオーレ。
そして、クアトロの父の秘蔵の「ボルゲリ・ロッソ2007マグナム」を昨日自宅で開けた。
17年経ってもしっかりと力強い味わい。
さすがである。
レ・マッキオーレの「ボルゲリ・ロッソ2018」は、クアトロのワインリストにあります。

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オレゴン・ワシントンワイン試飲会

2024年01月30日 | ワインの話

コロナ禍以来、久しぶりにワインの試飲会に出かけたクアトロの父。
アメリカ、オレゴン・ワシントンワイン試飲会だ。
オレゴン・ワシントンのインポーターが数社集まっている。
順番に試飲していると、大変なことになるので、ピノ・ノワールとカベルネ・ソーヴィニヨンに絞って試飲をする。
一万円以上のワインが自由に試飲できるので、とても有意義だ。
ブルゴーニュとは違い果実味が濃厚なスタイルのピノ・ノワールは、とても魅力的。
カベルネ・ソーヴィニヨンも、力強いものが多い。
とても勉強になったクアトロの父だ。

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貝の物語2024~厚岸の牡蠣

2024年01月29日 | 食材の話

クアトロの今日のおすすめの生カキは、北海道厚岸産。
厚岸のカキは淡水である厚岸湖と海水である厚岸湾の混ざり合う汽水域で育られる。
カキのエサとなる植物プランクトンなどの豊富な場所、そして低い水温と恵まれた環境で育っている。
この厚岸のカキは旨味と共に甘みをも感じるのが特色だ。
クアトロの父がおすすめする白ワインとともにいかがだろう。

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日本酒の物語2024~飛露喜・純米吟醸

2024年01月28日 | お酒の話

クアトロの父がカウンターの客に何やらささやいている。
「裏・・・」
「キックバックが・・・」
怪しい男である。
すると、そのカウンターの客には、日本酒ファンの垂涎の的「飛露喜」が運ばれてきた。
どうやら、裏メニューで飛露喜を勧めたようで、その味わいの余韻をキックバックが素晴らしいと表現していた。

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日本酒の物語2024~雅山流彩月

2024年01月27日 | お酒の話

山形・米沢から「雅山流・彩月」という純米吟醸生酒がクアトロに入荷。
「山は動かぬもの、川は流れるもの」と人は日常において流れいく個々の物事に固定観念を持ちます。
しかし、大自然に流れを任せたとき自然の万物はすべての繋がりの時間と共に流れている事に気づかされます。
酒造りも「固定観念に捉われず、恵まれた自然の中で常に自然体で醸す」との考えから銘々されたという雅山流。
そして、この彩月は、杜氏さんがお酒の出来を味見する出来たての美味しいところを瓶詰めしたもの。
とても華やかな味わいのお酒。
クアトロの父の流れに任せて、このお酒を楽しんでみよう。

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