こう暑いとやはりビールだと思うクアトロの父だ。
といっても、クアトロの父は暑くなくてもやはりビールではある。
クアトロではワインを飲んで欲しいが、まずはビールもおすすめだ。
ビールはアルコールが少ないので胃に食べ物が入る前には、このまずはビールの一杯が体に優しい。
ビールは飲み方でも美味しさが違う。
まず、ビールはグラスかジョッキに注いで飲む。
程よくガスが抜けた方が美味しい。
さらにグラスの二割ぐらい泡を被っているつぎ方が良い。
その泡がグラスの蓋の役割をしてガスが抜けすぎないようにする。
上手にビールが注げたら、背筋を伸ばし斜め45度ぐらいにグラスを傾けてビールを喉に流し込む。
ビールの美味しさはのどごしだ。
ビール初心者はビールをなめるように飲む。
これはいけない。
ビールを舌に乗せすぎると苦みばかりを感じてしまう。
そして、一杯目は特別に美味しいから、プッハーという感嘆詞をあげる。
(注・このビールの飲み方は、あくまでも、クアトロの父の個人的な意見であり、他人に強要するものではない)
もう半世紀以上も前、クアトロの父が小学生だった頃、スポコンブームがやって来る。
巨人の星から始まり、アタックナンバー1にサインはVなどだ。
また、「柔道一直線」もブームとなる。
♪柔らの意地に命を賭けた、男の意地が火と燃える♪
少年クアトロの父も火と燃えて柔道を習い始めた。
しかし、男の意地よりも、柔道一直線のテレビに出ていた吉沢京子に憧れていたのかもしれない。
それでも、♪よるなさわるな、はじけてとぶさ、あーあーあーあ、柔道一直線♪
高校までは、柔道を一直線とはいかないが、続けたクアトロの父。
このオリンピックの柔道の中継を見ながら、やっぱり柔道はいいなと思う。
組み手争いで終始する試合に、ちぇーいと真空投げを伝授しようかと思うクアトロの父だ。
※勝手ながらクアトロは、明日・あさって連休させていただきます。
64年の東京オリンピックの時、クアトロの父は小学校4年生。
この頃、クアトロの父は足が速かった。
学校で一番早かった。
(まあ、このくらい昔のことはどうとでも云えるのだ)
授業で将来の夢を語る時は、はっきりとオリンピック選手と云っていたものだ。
しかし、オリンピック選手になるには体が大きく無ければだめと云われ、チーズを食べなさいと云われた記憶がある。
当時はプロセスチーズこそがチーズだった。
商品名を出して申し訳ないが6Pチーズこそがチーズだった。
この6Pチーズを一日一個食べなさいと云うことになる。
このチーズがクアトロの父にはなじめなかった。
そして、オリンピック選手をあきらめることになる。
それが、現代ではどうだろう。
クアトロに並ぶチーズはどれも美味しく種類が豊富だ。
小さい子供達がクアトロのチーズを喜んで食べている。
クアトロのチーズの品揃えは、まさにチーズのオリンピック状態。
今の時代に生まれていたら、クアトロの父もオリンピック選手になれたのにと思うのだった。