さつまの福永さんの牛肉が届いた。
リブロースだ。
この牧場のお肉は、日本一にも輝いたもの。
これは旨い。
肉の美味しさは、どう伝えたらよいのかクアトロの父は戸惑う。
そのステーキを特別価格で提供中。
とにかく食べていただければ、納得だと思う。
今日は暖かいがまだ冬の寒さはこれから。
春はまだ先だが、寒の魚と云えばサワラだ。
サワラは寒い冬に深い海で成長し、春になって産卵のため沿岸に姿を現すところから春の魚と思われサワラは魚編に春と書く。
実際は、鍛えられた肉体美といえる体型から狭腹と名付けられたという。
肉質は均一に脂が乗り、身が柔らかい。
刺身を作るには、調理人の腕の見せ所である。
今晩は、冬を楽しみつつ春を肴に一献。
映画「ディナーラッシュ」は、ニューヨークのイタリアンを舞台に、天才料理人ウードとそのレストランのオーナーである父ルイスの親子の葛藤を描きつつ、そのレストランでおこるサスペンスを描いたとても洒落た映画。
豊四季のイタリアンを舞台にクアトロでもサスペンスが起きようとしている。
それは、ディナーラッシュの時、クアトロの天才シェフはカウンターの常連らしきお客様と謎の会話を取り交わしている。
「例のギバサ・・・」
「これは、メッチャクチャ体に良いんですよ」
「今しか手に入らない上物で・・・」
なんなんだ、ギバサとは。
「しかも、秋田美人の秘密は・・・」
なんなんだ、ギバサとは。
クアトロの父は、黙って成り行きを見守っている。
クアトロのサスペンス、ギバサの美味しい謎をあなたは解けるだろうか。
今月、クアトロで人気の生カキは、ＡＫＯこと赤穂のオイスター。
赤穂のきれいな海で育ったカキは、プリプリでミルキー。
ＡＫＲ４７（赤穂浪士四十七士）も、きっとお勧めの潔い味わい。
食べたかった
食べたかった
君に会えてよかった
と、クアトロで赤穂の生カキを食べると思えることだろう。
しかし、おのおのがた、その美味しさには油断めさるな
ドーン、ドーン
陣太鼓が響く、クアトロだった。
寒い日に、クアトロのカウンターで旬の魚を食べながら、燗をした日本酒を飲む。
そんな光景にぴったりの日本酒を入荷。
佐渡は北雪の純米酒。
冷やでも美味しいが、燗にするとすっきりとした辛口の酒が、まったりとした旨みを呼ぶ。
なら、チーズにも合いそうだ。
クアトロに新着のチーズも色々と揃っている。
プーリニィサンピエール、ブリヤサヴァラン、ロックフォール、プティ・アグール、ミモレット、アイリッシュポーター、グラン・カルヴァなどなど。
燗酒に、チーズもお試しあれ。
