ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

9月のおすすめ~ワタリガニのトマトクリーム

2016年09月30日 | 豊四季の話

本日のおすすめは、「ワタリガニのトマトクリーム」。
通常2500円を1500円でいかがだろう。
このパスタは訳ありである。
シェフは体調を崩してこの数日休んでいたのだが、ようやく復帰し、その快気祝いパスタとしての登場。
仕事には、三つの喜びがあるとか。
健康で仕事の出来る喜び。
仕事をもらえる喜び。
そして、お客様に喜んでもらえる喜び。
本日は、その三つの喜びの詰まった「ワタリガニのトマト・クリーム」をいかがだろう。

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秋のチーズ特集~四種チーズのパングラタン

2016年09月29日 | チーズの話

チーズは大まかに、白カビ・青カビ・ウォッシュ・シェーブル・フレッシュ・ハードといったように分類される。
イタリアのチーズの中からそれぞれ違ったタイプのチーズを四種類ブレンドして生クリームに溶かしソースを作り料理にしたものがある。
クアトロ・フォルマッジと呼ばれる。クアトロは“4”、フォルマッジは“チーズ”の意味。
四種チーズとクアトロでは呼んでいる。
四種チーズのピッツァ、四種チーズのタリアテッレ、四種チーズのリゾット、四種チーズのパン・グラタンなどのメニューがある。
魚のグリルにもこのソースを使ったりもする。
「クアトロ秋のチーズ特集」のメニューに四種チーズのパン・グラタンが登場。
さて、この四種チーズの配合だが、クアトロでは青カビの“ゴルゴンゾーラ”、ウォッシュの“タレッジョ”、ハードの“パルミジャーノ”、フレッシュの“モッツァレラ”を配合している。
それぞれの個性が渾然と混じり合い濃厚な味わいを構成する。
香りの良い白ワインとの相性は抜群。
ご賞味あれ。

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柏一小通り商店街

2016年09月28日 | 父の昔話

用事もあって、柏駅西口にある柏第一小学校近辺を散策する。
この柏一小は、クアトロの父の母校だ。
柏で100年以上の歴史のある小学校だ。
柏駅東口から踏切を渡ってこの柏一小までの商店街を柏一小商店街と呼んでいた。
この商店街をクアトロの父が歩いていたのは、もう半世紀前の話だ。
商店街の駅側の入口の帽子屋さん、バターケーキが懐かしいケーキ屋さんも無い。
踏切も無くなっている。
踏切の近くのパーマ屋さんの息子は、ガキ大将だった。
駅から踏切わ渡ったところにあった魚屋も、八百屋も、鳥屋も、日本そば屋も、駄菓子屋もコロツケ屋もすでにない。
銭湯もあったが、今は駐車場になっている。
この銭湯の近くのアパートに住んでいたクアトロの父だ。
朝、友達が「学校行くよ」と声をかけてくれた。
小学校の近くまで行くと、横道に入ったクアトロの父。
クアトロの父が子供の時、庭に鶏頭の花が咲くおしゃれな一軒家があった。
家では時折ピアノの音が聞こえる。
ここの娘が憧れの同級生だった。
今では、その家があるはずもないのだが、歩いてみたかった。
鶏頭の花は、毛糸の花だと思っていたのも懐かしい。
鶏頭の花もなく、道に落ちた銀杏を掃除するおばあさんが、訝しげにクアトロの父を見る。さて、柏一小の校舎は建て替えているようだった。
クアトロの父が使っていた校舎なのだが、コンクリ3階建ての立派なものだったが、半世紀ともなると当然である。
昔の思い出に浸ったクアトロの父の休日。
クアトロの何気ないサンマのスパゲッティ、切り立ての生ハム、パルミジャーノのかたまり。
クアトロの食の光景も、いずれだれかの懐かしい思い出になるのだろうか。

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秋のチーズ特集~ゴルゴンゾーラのタリアテッレ

2016年09月27日 | パスタの話

クアトロ秋のチーズフェアに登場した特別メニュー「ゴルゴンゾーラのタリアテッレ」(¥1300)。
このパスタは、チーズが苦手な方にはお勧めできない。
優しいチーズは良いが青カビのクセが苦手という方にはお勧めできない。
生クリームの濃厚な味わいが苦手という方にはお勧めできない。
パスタは腰が強いものが良い、生パスタならではの、もちもちっとした味わいは苦手だと云う方にはお勧めできない。
クルミの香ばしさが嫌いだと云う方にはお勧めできない。

ゴルゴンゾーラの香ばしい香りとコクが生クリームと共にパスタに絡む。
手打ちの生パスタの独特なもっちり感と小麦粉の旨味。
クルミの香ばしさがアクセントになるパスタがこの「ゴルゴンゾーラのタリアテッレ」だ。

けっして万人向けのパスタではない。
食べたい人だけにこっそりとお勧めする。
合わせるワインは南フランスの「ヴィオニエ」やオレゴンの「ピノ・グリ」が良いと思うが、無理にはお勧めしない。

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9月のおすすめ~チーズとひやおろし

2016年09月26日 | お酒の話

今日からクアトロは、「クアトロ秋のチーズ特集」。
秋はチーズが美味しい季節。
そのチーズを使ったパスタや前菜、チーズの取り合わせなどを特集。
そして、チーズに合う日本酒も新着。
日本酒の“ひやおろし”である。
冬に仕込み春にできた新酒を夏の間貯蔵し、秋から冬にかけて瓶詰めして出荷したものを“ひやおろし”と呼ぶ。
日本酒は通常、貯蔵前と瓶詰め前の2回の火入れ(加熱殺菌)を行うが、“ひやおろし”の場合は貯蔵前に1度だけ火入れを行い、出荷時は火入れを行わない。
生(ひや)で瓶詰めをすること、また秋から冬の冷える季節に出荷されることから“ひやおろし”と呼ばれる。
そしてその味わいは、出来たての時よりもさらに美味しくなっていると云われる。
秋の味覚には“ひやおろし”がよく合うのだ。
“ひやおろし”の出荷は各酒蔵によって解禁日が異なるが、彼岸過ぎからこぞって市場に出される。
日本酒のボージョレ・ヌーヴォーのようなものだ。
クアトロにも水芭蕉の“純米吟醸ひやおろし”が登場。
チーズや旬の魚と一緒に楽しもう。

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