時は19世紀の半ば、パリからノルマンディーへと鉄道が敷かれる。
その鉄道に祝賀で乗ったのがナポレオン三世。
ノルマンディーのマリー・アレルというおばあさんは娘に命じて自慢のチーズをナポレオン三世に献上する。
ナポレオン三世はこのカマンベール村のこぶりな白カビチーズがえらくお気に入りとなる。
後に木箱に入れられ鉄道でパリの町へと運ばれるこのチーズはパリッ子をも夢中にさせる。
食べ頃の短いこのタイプのチーズは鉄道の発展による申し子だったのかもしれない。
さらに流通の発達した現在、飛行機に乗ったカマンベールタイプの水分の多いフレッシュなチーズを遠く離れたクアトロでも食べられる。
クアトロの美食家が愛する“ブリヤサヴァラン”なども同様だ。
しかし、新型コロナの影響でフランスのフレッシュタイプのチーズの入荷に支障が出ている。
ナポレオン三世のように、美味しいフランスのチーズに魅了されたクアトロのグルメ達に、どうにか美味しいチーズが到着し色々と揃いました。
※到着したチーズは、
ブリヤサヴァラン、ブルー・スティルトン、シングルトン・アップルパイ、エポワス、クロタン、アイリッシュポーター、ミモレット、ゴーダ・ゴールドスター、ケソ・マンチェゴ、コンテ・ド・モンターニュ18ヶ月など
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