ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

幸せのテーブル

2007年02月28日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo_226 まだ2月だと云うのに、春満開の陽気ですね。
クアトロの家族は全員花粉症で、鼻水ずるずるに目はうるるの今日この頃。
昨夜、ご常連の若いカップルのお誕生日のご予約があった。
お料理もワインも好評のうちに進み、メインイベントのバースデーケーキのセレモニーも盛り上がって終了。
帰り間際、クアトロ家族がご予約の男性に集合をかけられた。
「10分前にここで、」
え、何を言い出すのだろう。
料理にご不満が、接客が悪かった?
数秒言い淀んだ後に、
「僕たち、結婚することに決まりました。」
おめでとう。
「クアトロで告白したかったんです。」
「クアトロのご夫婦を目標に」
その一は嬉しい、その二は違うかも。
複雑な感想を抱えつつ、ただ「おめでとうございます。」
良かった。良かった。と思いました。
家族それぞれ、さらに花粉症が悪化して、うるうるとしながら、お見送りすることとなりました。
シェフも何やら物思いにふけっております。

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シラー

2007年02月27日 | ワインの話

Photo_225 アカデミー賞の発表があった。賞狙いの作り方の作品も多い。賞を取れば価値があがるのだから、商売上重要な戦略。ワインも賞狙いのものも多い。賞をねらいやすいワイン品種にシラーなるブドウがある。このシラーを使ったワインはタンニンが多く、濃厚な味わいのワインを生む。フランスでは南フランスのシャトー・ヌフ・ド・パフなるものが有名。ややスパイシーなワインが出来る。また、シラーと云えばオーストラリアのものが秀逸。ワイン界に影響力の大きいワイン評論家ロバート・パーカーはシラーが好きだ。そんな中で、「キララ」のシラーを昨日お客様にいただいた。濃厚で複雑さがあり旨い。香りも抜栓とともに立ち上る。シラーは当たりとハズレが多いイメージがあるが、このキララは当たりだった。また、フロッグス・リープスのシラーも入手。ちょっとシラーにも凝ってみようかと思う。

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カオール

2007年02月26日 | ワインの話

Photo_224 ボルドーより東に向かった峡谷にフランス南西地区と呼ばれるワインの産地がある。その中で有名なのがカオール地区のワイン。マルベックというブドウを使って作られるカオールのワインはタンニンが多くしっかりとした重厚な味わいになる。色合いが濃く、黒ワインと呼ばれる。ブドウの色素がそもそもタンニンなのだから色の濃いワインはタンニンが強いのは道理だ。このタンニンの働きは味わいに渋みをもたらす。コーヒーのタンニンと同じ。そして、タンニンは時間とともに深みのある旨みに変わっていく。
このところ、クアトロの父はイタリア・ワインから他の産地のワインに浮気をしている。このドメーヌ・フルニエのマルベックにも魅了されています。
ラベルには、何やらのコンクールで金賞とかも書いてあります。そう云えば今日はアカデミー賞の授賞式。そっちも気になります。
※本日の黒板メニュー
長崎産本カワハギ、神津島産金目鯛、三陸産ホウボウ・マコガレイ・真ガレイ、北海道産天然殻ホタテ

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プロセッコ

2007年02月25日 | ワインの話

Photo_223 お祝いに似合うお酒はやはり泡ものワイン。クアトロの一周年には、イタリアの泡ものワイン「トッコ・プロセッコ」の登場です。
プロセッコは北イタリアの地品種で、スパークリング・ワインで魅力を発揮します。とてもフルーティーな香りは、桃やリンゴなどの香りにたとえられます。このトッコは藤の花の香りもするとか。クアトロの父は藤の花の香りが解らないので何とも云えませんが、香りが素晴らしいのは間違いありません。泡もきめ細やかです。クアトロのクリームを使った料理とは相性がよさそうです。パルミ・リゾットや四種チーズのパン・グラタンと一緒に飲んだらおいしいそうですね。
チョウチョのラベルもかわいいワインです。春に似合うトッコ・プロセッコで乾杯しませんか。

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春野菜と生ハムのパスタ

2007年02月24日 | パスタの話

Photo_222 来月はクアトロ一周年を記念しての特別メニュー、「春野菜と生ハムのパスタ¥1200」の登場です。春キャベツと菜の花のアンチョビ風味に切り立ての生ハムをトッピング。彩りも味わいも春をイメージしたスパゲッティです。
春キャベツとは云いますが、春キャベツといった品種があるわけではありませんが、寒い冬を越したキャベツはとびきり甘くて美味しいのです。菜の花はいかにも季節を感じさせてくれる野菜です。それらの野菜の甘さをアンチョビで引き締めた調理法はフィレンツェの地方料理のようです。
そして、切り立ての生ハムはもうすっかりクアトロの名物になりました。春野菜と美味しい調和を奏でるでしょう。

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