ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

三日月グリーンオリーブ到着!

2009年10月31日 | 食材の話

S クアトロの父は大豆食品が大好きだ。何にでもしょう油をかける。豆腐、味噌、納豆と大豆を食べない日はないだろう。一年中、枝豆を食べていた時期もあった。枝豆の皮に付いた塩をなめつつ、ビールを飲む日が続いた。
その生活のツケかもしれないが今では、高血圧症になって、血圧を下げる薬に毎日お世話になっている。
大豆食品が好きなのはクアトロの父だけではない。日本人はみんな好きなのだ。これは日本の食文化なのである。
地中海沿岸に行くと、日本人の大豆のように食文化の中心になるのは、オリーブであろう。ノアの箱舟に鳩がオリーブの枝をくわえて来たように、オリーブは西洋人には身近なものなのだ。
何にでもオリーブオイルをかけて、オリーブの塩漬けを色々な料理に使う。
秋になって、グリーンオリーブの新物を食べることは、その年の収穫を祝うことである。
今朝、クアトロに南フランス・ラングドックからリュック(三日月型)グリーンオリーブの新物が入荷した。8月の末から9月に収穫した青いオリーブの実を塩漬けにしたものである。大豆で云えば枝豆である。
グリーンオリーブのフレッシュとワインを楽しむのは、クアトロの父が枝豆とビールを楽しむのと同じようなものかもしれない。

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背中のホクロ

2009年10月30日 | ワインの話

Photo クアトロの父はおばあちゃんっ子だった。
そのおばあさんには背中の真ん中に大きなホクロがあった。クアトロの父の背中にも大きなホクロがある。同じところにホクロがあっただけで、血が繋がっているなと思い嬉しく思ったことがある。
血縁はホクロだでなく性格や仕草にも出るのだろう。
日本酒でも同様である。現在、日本酒のコンクールに出品される大吟醸酒の95%は山田錦という酒米が使われているという。その山田錦の父が渡船である。その渡船の父が雄町Photo_2 だと云われている。その三代の酒米を使った日本酒を飲み比べてみると、それぞれが洋梨や青リンゴのようなふくよかな酸と豊かな旨みを持ち、その味わいの奥行きは深く、高級な日本酒が生まれることに納得するものだ。
イタリアンであるクアトロでは、たまたまではあるが山田錦と渡船と雄町の日本酒が揃った。親子三代の飲み比べをしてみるのも楽しいものだろう。同じところにホクロがあるかもしれない。
昨日ご紹介したカワハキの肝和えは好評の内に終了してしまったが、まだ合わせてみたい魚も多い。
息子のクアトロ・シェフにも背中にホクロがあるそうだ。こちらはそのホクロをあまり喜んではいないようである。

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ドラフト注目の雄町

2009年10月29日 | 食材の話

Photo クアトロ・ドラフト会議に於いて、注目の山形秀鳳の雄町は、豊後水道のカワハギが指名権を獲得した。
雄町は幻の酒米と呼ばれている。かつて、日本酒のコンクールでは雄町から造った酒でなくてはならないと云われる程に隆盛を極めていた。しかし、背丈が高く台風に弱く、栽培に手間ひまがかかることから、この雄町から交配した山田錦や五百万石へと日本酒の主流は移っていった。
そして今また、雄町の素晴らしさが再認識され注目されている。岡山の雄町で生まれたこの酒米が山形でも復活した。そしてクアトロに入荷したのだ。
手間ひまをかけて育てた山形の雄町が醸すその味わいは、ラフランスのような酸と香りを持ち、旨みにボリューム感がある。クアトロの魚料理に実によく合いそうだ。
クアトロ・ドラフト会議の結果、カワハギの肝和えに合わせるにはやはり雄町しかないだろうということになり、抽選なしで決定したのだ。
刺身の王者・カワハギの肝和えと雄町のダイナミックな直球勝負の美味しさをクアトロで堪能しよう。

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ガス人間第二号

2009年10月28日 | 映画の話

S 映画はその人にとって面白かったのならばそれで良いのである。料理やワインもその人にとって美味しかったらそれでよいのである。
それでもどう面白かったか、どう美味しかったかを分析することも無駄ではないのだ。次の新しい感動に出会える確率が増えていく手段なのである。
1960年の東宝映画・変身人間シリーズ第三弾「ガス人間第一号」のDVDをレンタルして観たクアトロの父。これはとても面白かった。久々のクアトロの父にとってのお宝映画である。
ある男は騙されて人体実験の結果ガス人間第一号にされてしまう。しかし、自分の意志で自由に通常の人間からガス人間に変身出来ることは男にとって好都合であった。
男が憧れる女性のために銀行強盗となり、その女性の夢を助けようとする。
その女性は日本舞踊の家元だが、芸を磨くだけに専念していて経営には暗かったのだろう、今は弟子たちにも見放され、発表会を開くお金が無かった。
そして、ガス人間第一号を追う刑事とその刑事に心を寄せる女記者。
美女と野獣、フランケンシュタイン、透明人間、赤い靴などをごちゃまぜにした映画だが、主演の八千草薫が妖艶なほどに美しい。ラストの舞台で舞う八千草薫のシーンだけでも見応えがある。クアトロの父もガス人間第二号に立候補したいものである。
90分にまとめた作品のために無理も多いが中々の秀作だと思う。

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クアトロ新作チョコムースだっちゃ

2009年10月27日 | デザートの話

S いきなり説明しよう。
オモッチャマンが見つけたのは、クアトロの新作チョコムースである。
なめらかな口当たりとカカオの美味しさが活かされたデザートである。
使われているチョコレートはマダガスカル産である。
ヨーロッパの有名なチョコレートはこのマダガスカル産のものを使っているという。
マダガスカル島は大陸移動説によるとアフリカ大陸とインド大陸が別れる時にインド大陸が置き忘れていった島と云われている。
マダガスカルの動植物には特異な生態が見られるのだ。
そして動植物にとって恵まれたこの土地からはとても良質なカカオが生産されるのである。
マダガスカル産カカオを使ったクアトロのチョコムースを早くヤッターマンに教えなくちゃと思うオモッチャマンだ。

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