ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新記録達成

2009年03月31日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo クアトロ統計局によると、この3月のスパゲッティ月間販売数は過去最高を記録したと発表された。昨年同月比124%の伸びである。前月比とすると200%増という驚異の数字を記録した。もちろん半額セールの影響である。
今月は普段の月の倍のお客様が来店したということである。昨年の3月の半額セールも大忙しだったが、今年はそれ以上ということだ。
昨年の半額セール販売数ランキングは一位トマトとチーズ、二位ペスカトーレ、三位野菜トマト、四位パルミリゾットであった。
そして今年の半額セール販売数ランキングも確定した。一位野菜トマト、二位ペスカトーレ、三位ウニクリーム、四位トマトとチーズである。しかし、順位にはほとんど差がなかった。今月はクアトロのスタッフが三人でさばく限界を見た気がする。
4月は半額セール後の落ち込みが懸念されるが、それ以前にクアトロ・シェフはまたしても体調不良を昨日から訴えています。
本日ディナーの営業は早じまいさせていただくことになりそうです。ご理解いただけますようお願いいたします。

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さらばウニと言おう

2009年03月30日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo さよならは誰に言う
さよならは悲しみに
半額の来る日を待って
さらばウニと言おう

昨日は、千葉県知事選の投票日であった。投票ついでにクアトロで食事という方も多かったのか、ウニのパスタの人気のせいかとても忙しい日曜日だった。

そしてこの半額セールの反応にはいくつかのパターンがある。
その1「美味しかったわ、半額でなくても食べたいわ」
その2「また来年の半額の時に食べようかしら」
その3「半額だとこんなものね」
半額セール中は普段の倍近くのお客様が来店してくれたので指数でいうと200になる。その1のお客様が50%いないと指数の100は守れない。さて、結果はどうなるのだろう。後1日半、「半額でなくても食べたいわ」に清き一票を最後のお願いにあがりました。

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スタベエのトワベー

2009年03月29日 | ワインの話

Photo 私の家は、いつの頃からか家族にベエを付けて呼ぶようになった。母ベエ、父ベエと呼んでいる。家族が仲良く暮らす工夫だったのかもしれない。
母ベエは以前に「スタベエの父ベエのおすすめのワインを飲んだのよ」などと話をしていた。スタベエとは、クアトロ・スタジオーネのことだったが、他人様にはベエを付けるのはよそうよと話した私だった。
すると、また今日「スタベエのトワベーというワインが美味しかったわ」と話す母ベエだった。
今度はトワベーって何よと私は母ベエを問いただすのだが、
「それはね、スタベエの父ベエの話だとね、南フランスのワインでね、ヴァン・ド・ペーというワインなんだけどね」
「ヴァン・ド・ペーよ、ヴァン・ド・ベエじゃないのよ」
聞いている内に余計に解らなくなった私だ。
でも、母ベエが美味しいと思ったものに間違いはないので、スタベエに行ってこのトワベーを飲んでみたいと思う私だ。

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沈丁花の香り

2009年03月28日 | ワインの話

Photo クアトロ三周年企画は連日好評をいただいている。疲れ切っての帰宅途中、公園の側を通ると沈丁花の香りがどこからともなく漂う。その香りに疲れを癒されるクアトロの父である。
クアトロのお客様もクアトロ自慢の魚や生ハムにウニのパスタと楽しみ、食べ疲れた時に、優しく食事を締めくくってくれるアイスワインを用意してみた。
よく冷えたアイスワインを小さめのグラスに注ぐ。そのクラスを静かに口元へ運ぶと沈丁花のような強い香り、ライチーや白桃のような爽やかな風味とハチミツのような甘みが食事を締めくくってくれる。
完熟のブドウを厳冬の朝に収穫して造るこの氷のワインは、大変な手間ひまを要する。その昔は王侯貴族だけの楽しみであったデザートワインである。
王侯貴族の気分で、ちょっと贅沢にデザートワインをクアトロで楽しんでみよう。沈丁花の香りがきっとあなたの心も和ませてくれるでしょう。

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本日のお日柄はくもり一時あめ?

2009年03月27日 | ワインの話

Photo えー本日はお日柄も良く、ご両家におきまして大変におめでとうございます。
只今、ご両人を祝福して乾杯したお酒、シャンパンは実に美味しかったですね。
このシャンパンは、素晴らしい赤ワインを作る黒ブドウのピノ・ノアールと素晴らしい白ワインを作る白ブドウのシャルドネをブレンドして、無色透明のエレガントな味わいのシャンパンになるのです。お二人も、このピノ・ノアールとシャルドネのように力を合わせて・・・
クアトロの父が昔に結婚式のスピーチで使った原稿である。
ところが、乾杯にシャンパンが出てこなかった。もう頭の中が真っ白にシャンパンの泡のようになったクアトロの父である。
しかも、正確に云うとシャンパンはさらにピノ・ムニエというブドウも使うのだから三角関係のお酒なのである。
それはともかく、シャンパンを白ブドウのシャルドネだけで作ったものが“ブラン・ド・ブラン”と呼ばれ、そのエレガントな味わいはとても素晴らしい。しかもとても値の張るシャンパンになる。
クアトロの父の論理で云えば、女も一人で立派に生きていけますよということだ。
男だって一人で生きていけるさと云うシャンパンが“ブラン・ド・ノワール”である。これは黒ブドウだけで作ったシャンパンである。さすがに味わいに力強さを持ち主張の強いものになる。

えー本日のお日柄は曇っていて北風もあり一時雨の予報もありますが、それはともかくといたしまして、クアトロ三周年記念のウニのクリームソース半額はおめでたい次第であります。このウニ・クリームさんには、力強さと繊細さを併せもった“ブラン・ド・ノワール”が最適かと思われます。しかしシャンパンでは値が張りますので、同じ製法でブルゴーニュで作った“クレマン・ドゥ・ブルゴーニュ・ポール・ショレ”をご紹介いたします。
ぜひ、ウニ・クリームに合わせて楽しんでいただきたいと存じます。

しかし、このポール・ショレはピノ・ノアール95%にシャルドネが5%である。正確にはブラン・ド・ノワールとは呼べないのかもしれない。
いつも正確さの足りないクアトロの父のスピーチなのである。
それでも、このクレマンはとても美味しい。ウニ・クリームによく合います。

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