ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ピッツァの物語~四種チーズのピッツァ

2022年03月31日 | ピッツァの話

チーズは大まかに、白カビ・青カビ・ウォッシュ・フレッシュ・ハードに分類される。
イタリアのチーズの中から違ったタイプのチーズを四種類ブレンドして生クリームに溶かしソースを作り料理にしたものがある。
クアトロ・フォルマッジと呼ばれる。
クアトロは“4”、フォルマッジは“チーズ”の意味。
四種チーズとクアトロでは呼んでいる。
四種チーズのピッツァ、四種チーズのタリアテッレ、四種チーズのリゾット、四種チーズのパン・グラタンなどのメニューがある。
魚料理や肉料理にもこのソースを使ったりもする。
クアトロの四種チーズのピッツァも人気のメニュー。
さて、この四種チーズの配合だが、クアトロでは青カビの“ゴルゴンゾーラ”、ウォッシュの“タレッジョ”、ハードの“パルミジャーノ”、フレッシュの“モッツァレラ”を配合している。
それぞれの個性が混じり合い濃厚な味わいのピッツァになる。

※本日の夜の営業は、
 夜、8時30分お料理のラストオーダー、最終入店
 9時30分閉店とさせていただきます。
 お酒とデザート、ドリンクの提供は9時30分までとなります。
 また、1テーブル4名さままでのご案内となります。

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ピッツァの物語~マルゲリータ

2022年03月30日 | ピッツァの話

映画「かもめ食堂」は、実に楽しい映画だった。
登場人物がそれぞれ、とても魅力的だった。
もっともっとかもめ食堂の先行きを見守りたくなる映画。
かもめ食堂の売りは、ジャパニーズ・ソールフードたる“おにぎり”。
日本人ひとりひとりに、思い入れのある食べ物なのだ。
この映画を観る人は、「私にとって“おにぎり”とは」と、語り出したくなるはずだ。
さて、イタリアのソールフードと云えばピッツァ。
特にピッツァ・マルゲリータは、梅干しにぎりに匹敵するのではないだろうか。
このピッツァ・マルゲリータは、18世紀にマルゲリータ女王に献上し気に入られ、女王の名前をピッツァに使って良いというお許しが出たという。
ピッツァの配色もイタリアの国旗に見立てたのも良かったらしい。
この話はあまりにも、有名な話だが、梅干しにぎりも北の政所とか、淀君とかに献上すれば、北の政所にぎりとか、淀にぎりとか名前を貰えたのではと思う。
シンプルながら奥の深いピッツァ・マルゲリータ。
クアトロのピッツァでも食べながら「私にとってピッツァとは」とか語ってみよう。

※勝手ながらクアトロは、水曜日まで連休させていただきました。

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ピッツァの物語~ピッツァとは、

2022年03月29日 | ピッツァの話

このところ、クアトロのピッツァがテイクアウトも含めて売れ筋だ。
今日もピッツァの仕込みに励むクアトロの父だ。
そのピッツァとは、小麦粉、水、塩、イースト、砂糖、少量のオリーブ油をこねた後に発酵させて作った生地を丸く薄くのばし、その上に具を乗せ、オーブンや窯で焼いたものだ。
昔はピザと云う呼び方しかなかった。
ピザ・ピザ・ピザと10回云うと肘もヒザと云ってしまうあのピザが当たり前だった。
そのピザも最近はピッツァとも呼ぶ。
ピザと呼ぶものはアメリカンタイプの生地がパン生地のようなものが主流。
ピッツァとなると、ナポリタイプの薄いパリッとした生地を呼ぶように使い分けているようだ。
そこで、クアトロもピッツァと呼んでいる。
ピッツァ・ピッツァ・ピッツァと10回云うと、唾が飛びそうだ。
それはともかくとして、ピッツァと呼ぶには3つの条件があると考えるクアトロの父だ。
1つ、ピッツァの生地は薄すぎず厚すぎず、三角に切ったピッツァをふたつに畳んで食べられる厚さであり、畳んだ時に折れないほどの厚さが肝心だ。
2つ、ふたつに畳んで食べようとすると具が多すぎてこぼれてはならない。
3つ、ふたつに畳む時に耳の部分にはチーズが乗っていないこと。
これが、クアトロのピッツァである。
もちろん、焼きたてこそがピッツァだが、ピッツァは少し冷めても美味しいし、軽く焼き直しても美味しいので、テイクアウトにもおすすめ。
クアトロ家でも昨日はクアトロのピッツァを持ち帰り、家族で美味しく食べました。

※勝手ながらクアトロは、水曜日まで連休させていただきます。

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テーラー/人生の仕立屋

2022年03月28日 | 映画の話

先日、ギリシャの映画で「テーラー/人生の仕立屋」を観る。
時代から遅れていき、経営困難となった親子で営むテーラー。
昔ながら職人気質にこだわる父親が病で倒れると、息子は移動店舗で、ウエディングドレスを作り経営を改善しようとする。
隣の奥さんの力も借りながら、人生も仕立てていく物語。
ギリシャの経済破綻から立ち直ろうとする市民を象徴するような作品。
コロナ禍の後に、前向きに新しい料理を仕立てようとするクアトロも頑張ろうと思うのだった。

※勝手ながらクアトロは、本日の夜の営業から火曜と水曜連休させていただきます。

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花束みたいな恋をした

2022年03月27日 | 映画の話

先日菅田将暉と有村架純の「花束みたいな恋をした」を観た。
今頃の若者の恋愛ものなのだろうが、クアトロの父のようなロートルにも理解出来る映画。
社会に出て、価値観が変わっていき、すれ違っていく二人だが、何やら自分にも覚えがあるようなむずかゆい思いをする映画だった。
しかし、華やかな花束のような恋は決して後悔のないもの。
クアトロにも、心に残る花束のような華やかなワインがある。
南イタリア・サンマルツァーノの“エッダ”と云う白ワイン。
花束みたいなワインに恋をしよう。

※本日の夜の営業は、
 夜、8時30分お料理のラストオーダー、最終入店
 9時30分閉店とさせていただきます。
 お酒とデザート、ドリンクの提供は9時30分までとなります。
 また、1テーブル4名さままでのご案内となります。

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