本日のディナーは、シェフ私用で不在のため、クアトロ・ママが奮闘します。
前菜色々に牛スジの煮込みなどで、一杯飲みにいらっしゃいませんか。
ご予約でのご来店をお待ちしております。
今日のおすすめは、ショッコだ。
ショッコは、天然のカンパチのまだ若いもののこと。
これから、夏になると大きくなり秋には、立派な天然カンパチになる。
ショッコは、まだ若造だが、その刺身は、身が締まって旨味とコクがあり、初夏にさつぱりと食べられる通好みの魚。
一年中、よく回転する脂の乗った養殖のカンパチとは、かなり違う味わい。
夏向きのスッキリ系白ワインや、日本酒の夏酒でも合わせてみよう。
暑さも和らぐ美味しさである。
※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は20時30分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは21時
閉店は、21時30分とさせていただきます。
お客様にドイツのおみやげで、「フランケン」のワインをいただいた。
フランケンは、ボックスボイテルという変わったボトルのワインで有名。
またフランケンは、辛口の白ワインで有名。
クアトロにも、フランケンのシルヴァーナ・トロッケンがあり、お客様に人気のワイン。
今回、いただいたフランケンは、14世紀からフランケンを造った老舗のワイン。
そして、このワインは辛口ではなくシュペートレーゼという完熟ブドウから造るやや甘口のもの。
ブドウはクアトロの父の好きなゲヴェルツトラミネール。
ライチーのような果実味がトロリと感じられる、食後酒向きのフランケン。
今日のような暑い日には、元気の出る一杯のワインだった。
ご馳走様でした。
サンマルツァーノのこくのある旨味と甘みが活かされたクアトロのトマトソース。
暑い夏には、トマトソースのパスタが格別に旨い。
そして、サンマルツァーノのトマトソースを絡めるのは、麺打ち職人クアトロの父が打つ“タリアテッレ”。
モチモチとした食感と、トマトソースとの絡みの良さは生めんならではだ。
イタリア北部ではタリアテッレと呼び、南部ではフェットチーネと呼ぶ。
どちらも“切る”といったような意味だ。
平たく伸ばした麺生地を細切りにしたものということだ。
しかし、ここで問題が発生した。
タリアテッレのカッターが長年の使用に耐えられず故障。
そこで、包丁でタリアテッレを切るクアトロの父。
幅がやや不揃いながら、これも美味しい。
夏のトマトソースの不揃いなタリアテッレをいかがだろう。
このところ広島のお酒に魅せられているクアトロの父。
そして、世界に名を馳せる広島の銘酒「雨後の月」の相原酒造から、新ブランドの”UGO・IRIS”が入荷。
「雨後の月」という名前は、徳富廬花の随筆の一節「雨あがりの空に、冴え冴えと光り輝く月が明るく周りを照らす」より、澄みきって美しい酒を醸したいという思いが込められている。
その相原酒造のこの”UGO・IRIS”に蔵元コメントが寄せられている。
「青みがかった吟香に、余韻にかけて熟成した果実の香りのような膨らみがあり品がある。
冷温時には、染み込むような口溶けの美しい飲み心地。
温度が上がるとより滑らかになり、繊細な五味が流線型にまとまっているのを感じ取れる。
後口にやや長めの苦味の余韻を感じるが、むしろ心地良く杯がすすむ仕様となっている。新芽や山菜のような”美味しい苦味”」とある。
ま、とにかく美味しいお酒です。
梅雨時の鬱陶しい天気の時にも、心に虹のかかるようなお酒です。
クアトロで味わってみよう。
※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は20時30分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは21時
閉店は、21時30分とさせていただきます。