ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

タリアテッレ・ヴェルデ

2007年08月31日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo_445 このところクアトロはヒマです。夏休みの宿題はぎりぎりにならないとやらない子供たち。子供に遠慮して外に出ないお母さんたち。すると、クアトロはヒマなのです。まあ、僕も夏休みの宿題の絵は、提出日の前の日に描いていたものです。
あまりにもヒマで、クアトロの父は急性解離性障害になりそうです。さて、こういう時こそ、新しいことをしなくてはいけません。タリアテッレのヴェルデに挑戦しました。ホウレン草入り平打ち麺であります。
なかなかの出来であります。期間限定、数量限定で、「サーモンとイクラのクリームソース」に二色のタリアテッレとして使用します。
ホウレン草を食べて元気になろう。
「ポパイ・ド・セーラーマン・ポッポー」はあまりに古い?
ヒマなクアトロの父は、床屋へも行きました。前回は、7月のシェフの結婚式前でした。床屋へ行く間隔は広がるばかりです。あまり髪型が変わらずにいると、ズラ疑惑も起きそうです。その疑惑を回避するために床屋へ行った訳でもありません。9月17日の敬老の日に、シェフの兄の結婚式があります。そこに照準を合わせて床屋へ行きました。
ということで、9月の17日(月・祭)、クアトロはお休みさせていただきます。よろしくお願いします。
尚、9月の22日(土)の午後6時よりの営業は、クアトロのシェフ、友人の結婚式参列のためお休みします。そこで、クアトロ・ママの「居酒屋クアトロ」の一晩だけの復活です。「アボタコ」もその日は登場するようです。
むむ、この日は避けようと思った方、冷やかしてみようと思った方、どちらの方もよろしくお願いいたします。

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シャトー・パプクレマン1980

2007年08月30日 | ワインの話

1980 お客様にクアトロ・シェフの結婚のお祝いとしていただいたワインがある。「シャトー・パプクレマン1980」である。ボルドーのほぼ中央に位置する歴史のあるシャトーだ。13世紀に法皇クレマン5世となったベルトラン・ド・ゴーが所有していたシャトーだった。その法皇(=パプ)クレマンの名前をつけてシャトー・パプクレマンと呼ぶ。
法皇クレマン5世は、このボルドーでワインを作ったことをとても気に入っていたようだ。法皇になった後も、プロヴァンスに住居を移し、ここでもワインを作る。それが「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」法皇の新しい城という意味のワインだ。このシャトー・ヌフ・デュ・パプはとても評判が良く、偽物も流通するようになる。次は、それを防ぐためにワインの法律「AOC」が生まれる。どうも、ワインと関わりの深い法皇クレマン5世だ。
シェフの誕生日の夜、法皇クレマン5世が愛した畑から生まれたシェフと同い年のワインと、シェフの新妻が焼いたステーキをいただいた。いやはや、至福の時でした。

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ですノート

2007年08月29日 | 食べ歩きの話

Photo_444 お気に入りのフレンチがある。いつ行っても美味しい。二階にあるそのお店の階段を上がって、僕らの顔が見えるとマネージャーは慌ててシャンパンのハーフボトルを冷やし始める。まずは、シャンパンということを知っている。テーブルに付くと、前回は何々を召し上がりましたと教えてくれる。料理が決まりパンが出される。僕には、フランスパンの端っこが出される。僕は、フランスパンは堅い表面が好きだ。だから。フランスパンの端っこが好きだ。マネージャーはそのことを知っていて行くと黙って僕にはパンの端っこを出す。そんな贅沢をしていたのは、もう昔のこと。そのマネージャーも、都内の一流レストランに移ったと噂を聞いた。
今日、ランチに久しぶりに訪れてみると、かのマネージャーはやはりいなかった。それでも、出されるパンは端っこのところだった。マネージャーが残したノートがあるらしい。

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ムートン=ロートシルト1991

2007年08月28日 | ワインの話

Muton91_1 先日ムートン=ロートシルト1991をお客様に一杯ご馳走になった。まずは、抜栓した瞬間から立ち上がる香りにワクワクさせられた。さて、グラスに注ぎその香りの芳醇さにまずは感激。味わいは、さすがに複雑さがある。喉を通過した液体は、余韻も多く残してくれる。さすがにムートンと感嘆の声は、一緒に飲んだお客様と合唱してしまった。
しかし、ワイン評論家によると、91のムートンは特別な年ではない。僕も、ムートンを色々と飲んだ経験もないが、91のムートンとしては、絶妙のタイミングで味わうことが出来たのではないかと思う。特別な年ではなくとも、上手に飲むと偉大なワインになるものだ。とても幸せな気分だった。
ムートン=ロートシルトは1855年に行われたメドックのワインの格付けで二級であることに満足できなかった。フイリップ・ロートシルト男爵は「一級にはなれないが、二級の名には甘んじられぬ、余はムートンなり」から1973年に一級に昇格すると「余は一級であり、かつては二級であった、ムートンは不変なり」とラベルに堂々と書いている。
その男爵も1988年に亡くなる。しかし、その気概はしっかりと根付いているようだ。

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秋鮭とイクラのクリームソース

2007年08月27日 | パスタの話

Photo_442 今日も秋鮭を仕入れた。この時期は、川を上る前の鮭だ。その分、鮭にまだ疲れがなくて美味しい。筋子も小粒でとても美味しそうだ。
お昼の賄いは、鮭の中落ちと仕込んで置いたイクラで「サーモンとイクラのクリームソースS_3/スペシャル」を食べた。痛風の恐怖も忘れて舌鼓を打ってしまった。
来月の季節のおすすめメニューは「サーモンとイクラのクリームソース」に決定です。
「うおー!」
まるで室伏親子のように、サーモンとイクラの親子スパゲッティは美味しさのあまり、雄叫びを上げるのです。

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