ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

南妙法連華経

2007年05月03日 | 個人的な話

Photo_304 昨日、長男が結婚式場を見てくれということで出かけた。何とも、素晴らしい環境の式場だった。職業柄、披露宴の食事が気になったが、こちらも色々と気遣いしてあるようだった。

スリランカの旅では、最終目的のお寺でお持てなしの食事をいただいた。もちろん、精進料理である。日本から遙か遠くにやってきて、毎日「ナンミョウホウレンゲーキョ」ドン・ドンと太鼓を叩いて回った。この上なく、この日の食事には期待をしていた。
ところが、不味いのである。山の上にあるお寺のため、ご飯は軟らかく炊けない。おかずも、堅かったり味がなかったりでとてもまずい。せめて、最後のおしるこはと期待したが、これも砂糖が入っていない。しょっぱいのである。色々と美味しいものを食べる機会はあるものだが、不味いものを食べる機会は意外と少ないものだ。とても、貴重な経験だったのである。ナンミョウホウレンゲーキョ。

気づかない内に、とても贅沢な飽食の時代を僕たちは生きているようだ。結婚式のおもてなしのお料理は残さずいただこうと思う。

コメント
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