ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ウルトラマン

2007年05月20日 | 個人的な話

Photo_329 ウルトラマンは地球上では3分間しかいられない。ピピピとアラームがなると、スペシューム光線を出して敵をやっつけて仕事を終える。もっと早くに出しておけよという声も多い。
最近、クアトロの父も夜9時ごろになると、チクチクチクと痛風が痛み出す。薬が切れる時間だ。特別な武器で仕事を終えることも出来ず、アラームは鳴りっぱなしだ。それでも、ビール・サーバーの掃除をしながらこっそり飲むビールは旨い。
痛風だというと、「贅沢病ですね」とか「旨い物食べ過ぎですよ」とか云われ、あまり同情されない。昔は帝王病とか云われ、実際に贅沢な病気だったようだ。かの、アレキサンダー大王、ルイ14世、カール5世、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチも親指を腫らせていたという。彼らと肩を並べたというと悪い気もしない。
体にとって必要不可欠なプリン体なるものが不要になって尿酸として血液中に排泄される。その尿酸が多すぎると水に溶け切らなくなった塩のように、結晶となって関節にたまり痛みを引き出す。それが痛風なのだ。おおもとのプリン体を摂りすぎないようにすればよいということで、プリン体の多いビールなどは目の敵にされる。
しかし、食品から直接摂取されるプリン体は2~3割で、その他は体内で合成される。現代は、プリン体の摂りすぎよりも、疲れやストレスによって体の機能が上手く働かないことで痛風になることの方が多いようだ。クアトロの父もそんなにビール飲んでないのにと思っている。とても、贅沢病とは思えない。それより貧乏暇無し病なのだ。
ビールを飲んで、映画でも観るのが良い治療法のような気がするのだが、クアトロのママに相談してみよう。

コメント
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