ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新着チーズ~ヴァランセ

2015年11月30日 | チーズの話

Photoかのナポレオンがエジプト遠征に出かける。
すると、イギリス・ネルソン提督などの抵抗にあい、エジプト遠征は失敗に終わる。
遠征の帰り道、ロワールのヴァランセ城に立ち寄ったナポレオン。
ヴァランセ名物のチーズがピラミット型だったことに腹を立て、ナポレオンはこのヴァランセのピラミットの頭を削らせたという。
こうして、ヴアランセのチーズは今のような台形の形のチーズになったという。
事実かどうかはともかくとして、食べ物にも戦争の歴史が刻まれていることが実に多い。
ロワーヌの白ワインを軽く冷やして、このヴァランセでもいただいたら、戦争なんてしたくなくなるのに。

じっくり考えろ。
しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め。
byナポレオン

じっくり考えろ。
しかし、食べたいと思ったら、考えるのをやめて、クアトロへ進め。
byクアトロの父

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい肉の日のクアトロ

2015年11月29日 | 食材の話

今日は11月29日、いい肉の日だとか。
クアトロにもいい肉が揃いました。
イベリコ豚の肩ロースのグリル
イベリコ豚のスペアリブのグリル
ホロホロ鳥もも肉のグリル
豪州産熟成肉サーロインのステーキ
豪州産仔牛ヒレ肉のTボーンステーキ(写真)などだ。
合わせるワインも豊富なクアトロ。
秋の夜長は、いい肉といいワインで、いいクアトロで過ごそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新着チーズ~シュロップシャー・ブルー

2015年11月28日 | チーズの話

クアトロで販売されているブルーチーズを注文すると、オレンジ色のチーズが運ばれてきた。
「あのー、ブルーチーズを注文したのですが・・・」
「はい、ちゃんと青カビが入っています」
クアトロの父の応対は、つっけんどんである。
しかし、よく考えてみるとブルーチーズはたしかに青カビで熟成したもので、全体が青い色をしている訳ではない。
通常のブルーチーズは白い生地に青カビが映えて青っぽく見える。
それにしても、クアトロ新着のブルーチーズ“シュロップシャー・ブルー”は不思議な色をしている。
イギリスの伝統的なチーズなのだが、カボチャのケーキにカビが生えたようなもの。
カボチャ色のこのブルーチーズを渋々ながら食べてみると、しっとりとした口当たりに、辛味、甘み、渋みがほどよく感じられ、とてもコクのある味わいだ。
これならば、ブルーチーズのとがった味わいが苦手な人にも美味しい。
「あのー、このチーズに合う赤ワインを注文したのですが・・・」
「はい、色は黒く見えても赤ワインなんですけど」
さらに、横柄なクアトロの父だ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検証~リュック・グリーンオリーブ

2015年11月27日 | 食材の話

クアトロの父は大豆食品が大好きだ。
何にでもしょう油をかけ、豆腐、味噌、納豆と大豆食品を食べない日はない。
一年中、枝豆を食べていた時期もあった。
枝豆の皮に付いた塩をなめつつ、ビールを飲む日々が続いた。
その生活のツケかもしれないが、今では高血圧症になって、血圧を下げる薬に毎日お世話になっている。
大豆食品が好きなのはクアトロの父だけではなく、日本人はみんな同じようなもので、これは日本の食文化なのである。
地中海沿岸に行くと、日本人の大豆のように食文化の中心になるのは、オリーブであろう。
ノアの箱舟に鳩がオリーブの枝をくわえて来たように、オリーブは西洋人には身近なもの。
何にでもオリーブオイルをかけて、オリーブの実を色々な料理に使う。
秋になって、グリーンオリーブの新物を食べることは、その年の収穫を祝うことでもある。
クアトロに南フランス・ラングドックからリュック(三日月型)グリーンオリーブの新物が入荷した。
このグリーンオリーブは9月に収穫した、まだ青いオリーブの実をオイル漬けにしたものである。
大豆で云えば枝豆である。
グリーンオリーブのオイル漬けとワインを楽しむのは、クアトロの父が枝豆とビールを楽しむのと同じようなものかもしれない。
ただグリーンオリーブとワインなら高血圧症にはならないだろう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検証~有明産カキ

2015年11月26日 | 食材の話

有明のカキが入荷したクアトロ。
有明のカキは普通のカキに比べると平たく丸い形。
開けると、身が詰まっており、何よりもミルクがたっぷり。
この有明のカキはスミノエガキという。
以前は、このカキの養殖が有明海の主力産業の一つだったが、昭和30年代後半にノリ養殖に取って代わられた。
作り方は、天然に近い素朴な方法だ。
カキが産卵する6、7月に長さ1メートルの竹をカキ床に立て、海中を浮遊している、生まれたばかりの稚貝を付着させる。
稚貝は2、3センチになったところで自然に落下しカキ床で成長する。
普通のカキの養殖はこのカキ床が何段かになっていたり、ヒモで吊したりして養殖する。
すると、カキが出すドロを他のカキが呼吸して、結局ドロ臭いものが出来る。
有明海のカキには、吊すための穴も開いていない。
自然に近い形で作られている。
また有明海は、カキのエサになるプランクトンが、よその海より何倍も多い。
それに、たくさんの川から淡水が流れ込んで塩分濃度が低い。
塩分濃度が高い外海で育ったカキはえぐみがあるが、有明のカキにはそれがないという。
クアトロで白ワインか日本酒と共にその美味しさを検証してみよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする