日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

夏の終わりに―腱鞘炎と向き合って― & 築地市場

2017-08-29 14:41:26 | 東京中央郵便局など(保存)

 上記写真を見ていただいても、何のことやらと思う人が沢山いることだろう。愛しき我が右手の親指・腱鞘炎治療(手術)の余波だ。余波、夏の余波はまだ続き(まだ8月、まだ真夏だぜ!という人も沢山いると思うが)、暑い日々が続いてはいる。蝉の音が何となく弱くなり、晴れてはいても熱気が妙にうっとうしくてさっぱりとしない。残暑とはこういうものなのか!

今朝の、僕の住む海老名の団地、大和市の厚木飛行場から府中へ飛んでいく戦闘機の轟音が時折聞こえてきて、コンチクショウ!と窓から見遣るとそれなりの低空飛行、何時もの事とは言えこれ又どうもすっきりしない。

 処で新宿の我が建築事務所。この一文を書いていたらヘリの轟音が! 都庁あたりの上空を旋回している模様、ウルサイ!と内心ぼやいたら、どこかへ飛んで行った。と思ったらまた近づいてくる。さて、ソロソロ都庁の議員室行、都議会議員との面談のためだが!この続きは明朝に起稿・・・・・・・・・・・・・

 一夜明け、昨8月28日の都庁で行った4人の女性都議会議員との面談を振り返っている。僕に声がかかったのはパネリストとして参加した5月27日に築地市場で行ったシンポジウムを聴講された議員が、都議会議員の同僚と相談してとのこと。「築地市場」の`存続・移転`問題に関して、此の市場を日本の代表的な建築の一つとして選定したDOCOMOMO Japan 100選選定時の委員或いは建築家としての考えを聞きたいとのことだった。

 そしてこの一文の前段を起稿しながら、8月23日に「築地女将さん会」が都庁で行った記者会見を思い起こした。僕の事務所は、新宿駅から都庁を通り越した新宿中央公園の向かい側にある。都庁までは6,7分。さて女将さん会の方々は築地市場への想いについて述べ、た後、会場の質問をと進行役が問いかけた。記者連の質問がなされた後、僕が手を挙げて述べ始めた途端、記者でない者の発言は拒否と進行役のある新聞の記者から拒絶された。僕が聞きたかったのは、あの築地市場を使いこなしている女将さんたちが、あの建築をどう感じどう考えているのかというその一言だったのに!昭和の初めにあの大空間、半円形に構築したその建築としての魅力と見識、まあ記者会見なので記者ではないものが此処に居ることは具合が悪いようだが、終わった後女将さんたちから肩書をうまく述べるとか、パネリストの一人として女将さん連と共に壇上に居てもらえばよかったなどとも言われた。 

その築地、知事は豊洲へ移転して築地市場の建築は取り壊すと繰り返して述べている。当初と話が違うではないかと追記しておきたくたくなった。さて我が右手の腱鞘炎、痛みがなくなって親指周辺と手首までもの鬱血(うっけつ)も徐々に退いていく。さて写真の上段、指の手術をしてもらうために、小田急線伊勢原駅から東海大学病院へ行くバスの中である。



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