日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

海老名のビナヲークを味わう一齣

2020-02-03 12:28:57 | 日々・音楽・BOOK

`この春の・・・と言いたくなる今朝の我が住まいのある`さつき町(団地:海老名市)`。晴天に恵まれた真冬の今日2月3日(月)。我が部屋(7階建ての4階のベッドのある書斎?)から観えるのは、バルコニーに洗濯物や手摺に布団や毛布を掛けている光景、見慣れているが、掛けているのは何となく微笑ましくなるその屋の主・老人とは言いたくないが・・・さて!と我が風情に思いを馳せたりする。`内心苦笑しながら・・・`と記載しようかとちょっと躊躇い(ためらい)ながら・・・!

それにしても見事な晴天、寒くもない!とは言え、起稿しているテーブルの下には、愛好している暖かい空気の出てくる小振りのヒーター。使っていた妻君が`使ってみる?`とこの冬の初めに持ってきてくれたのだ。

さて、これから軽い昼食を食べて`海老名ビナヲーク`へ!(写真は昨年の12月22日の撮影:実は妻君と共に時々行く)・・・今日は何を手に入れるのだろう!

 


年の瀬の一齣:ボヘミアン・ラプソディを!

2018-12-31 20:42:17 | 日々・音楽・BOOK

年の瀬・娘が来宅し、年末の今日の昼間、妻君との3人で海老名の映画館でクイーン`ボヘミアン・ラプソディ`を拝聴し、ことのほか心揺さぶられた。伝説のバンド・クイーン!そのリードボーカル「フレディ・マーキュリー」の風情に’人の生きることの根源をたたきつけられたような気がする。

起稿している今夕`大晦日(おおみそか)。TVではマレク・ヤノスキの指揮によるN饗の第九が放映されており、それに身を浸しながらの起稿。曲はベートーベンのピアノ協奏曲第4番に!ピアニストはマリアジョビレッシュ。

裏番(表番組?)では紅白歌合戦。我が家では誰も視ない!何たるコッチャと思いながらも2018年最後の僕の一齣として記載しておく。

隣の部屋では、妻君と、来宅した我が子(娘)は、N饗でも紅白でもない上記・何たらコッチャと言いたくなるこれまた不思議な画像に見入リ、時折り二人の笑い声が聞こえてくる。

昨今・ことのほか想うのは「時の過ぎる」ことの早いこと。いつものことなので特段のこととはいえないものの、やる事はやらねば・・・・・と、改めて想う。TV。なんとスメタナの交響詩`モルダウ`。そしてモーツアルトのレクエム。

さて、起稿していると年が明けた!2019年が始まる。何はともあれ、いい年になりますように!


冊子を読み解いていく此の秋の一時:俳句とムンク

2018-10-28 17:15:41 | 日々・音楽・BOOK

晴天に恵まれた此の秋の一時、ふと思い立って本厚木に赴いた。駅前のササヤカな広場では、二人の若者が歌っている。ちょっと立ち止まって聴いてみた。フォークといってもいいのだろうか!観衆はパラパラだが嫌味のないその風情・唄い振りにホッとする.

書店`有隣堂`で手に入れたのは、ルーベンスとムンクを特集した`芸術新潮`11月号と、角川の「俳句」11月号。さて、ルーベンスについては`溢れる自信で描いた男`、ムンクは、`底知れぬ不安を描いた男`とのサブタイトルが添えてある。僕はどちらかというと「ムンク」に興味があってどういう捉え方をしているのか!と、好奇心が刺激されているのだが、さて!

 此の2書、土・日の休日、我が家で冊子とは言え頁をめっくて眼を凝らし、その画像に眼をやって一文を読んではフッと考え込んだり、更にパラパラと頁をめくったりたりしていてちっとも前に進まない。まあ、時にはゴルフの優勝争を放映しているテレビにちらほら眼をやるものだから、どうしようもないなあ!と、密かに溜息をつく。

 「芸術新潮」は何年(何十年!)もの間読み続けたものだが、昨今興味深い特集号しか取得していない。今号はその特集(ルーベンス&ムンク)に興味真摯、そして角川の冊子「俳句」。高校時代に文学部の部長をやって、文化祭の実行委員長をやったりした我を思いが噴出したのだろうか?などと思いながらの起稿となった。

 そして芸術新潮のページをめくり、`俺は、ルーベンス派ではなく、ムンク派だなあ!と想ったものだ。此の冊子の一文、・・・鮮烈な印象を残す 《叫び》 の一言に、瞑目。

 


この日の一齣

2018-10-06 13:10:03 | 日々・音楽・BOOK

薄蒼い空にゆったりと流れていく淡い雲を見遣る秋の日差しに満ちた部屋で、TVで放映されているヤンキースとレッドソックスによる`アリーグ地区シリーズ第1戦に眼を向ける。ベンチでの田中投手の姿が瞬時放映されたが、明日先発するとのことだ。

リードされていたヤンキースが追い込んで一点差に持ち込み会場が沸いたもののそのまま試合終了。チャンネルを代えると、ナリーグのフレーブスとドジャースが戦っている。

さてさて、4階の窓からやや下方に見える小田急線の高架鉄道では、ひっきりなしに車両が行き交っている。世の中は動いている、と瞬時我が胸に叩き込む。

こうやって、少しづつ時が経ていくのだとふと考えたが、これから`建築ジャーナル誌`に連載している`建築家模様`の起稿に取り組むことにする。

ところで我が妻君は、朝から洗濯や部屋の掃除で動き回っている。何時もの事だが一瞬目を閉じてしまう。ところで我が娘はいまどこで何をしているのだろうかなどとふと想う。

この秋の詮無い余話である。


ジャズ・カントリーを味わう・ボブ・ディランを聴いたりしながら!

2018-08-01 17:39:43 | 日々・音楽・BOOK

 漫画チックな表紙と裏表紙の絵が気になって、大枚!500円玉(苦笑)を一個支払って手に入れた「ジャズ・カントリー」(定価は1800円です)。作者は`ナット・ヘントフ`、1925年ボストン生まれ。公民権運動や反戦運動にも積極的に関わると経歴に記載されている。

 新宿西口の地下広場の(とは言え天空からの光がサイドから振り注ぐ)イベントコーナー。連日様々なイベントが開催されていて此処はなんとも面白いが、この一冊もそこで手に入れた。ジャズ。JAZZと書いた方がピンとくるが、何せこの著作は縦書きなのでJAZZとは表記し難いのだろう。この本の面白いのは、ところどころのページに、ラフなスケッチが挟み込まれていたり、…と此処まで書いてきたら、事務所で音を絞っているラジオからライク・ア・ローリングストーンが聴こえてきた。ボブ・ディラン!

思わず立ち上がってスピーカーの元へ!アーっと溜息が出る。

 さて「ジャズ・カントリー」。翻訳は木島始。1928年に京都で生まれて、東大英米文化卒とのこと、名前は知っているが2004年に76歳で死去された。この翻訳、本文に沿っているのだろうが妙な味わいがあっていろんな光景が見えてくる。それはともかく、気に入った一行(文)を記載してみる。

文中に突然現れるゴッドフリー。「JAZZにトライしようとしている悩み多い若者への指針、そのゴッドフリーに聞いてみる」・・・とある。

 

 


我が部屋に舞い込んだオーディオ・BOSE(豪雨での被災を心に留めて)

2018-07-08 16:18:31 | 日々・音楽・BOOK

 この一文は、昨日(7月7日・土曜日・七夕)の西日本豪雨により、51人が亡くなり、56人が不明(行方が・・・)と記載された朝日新聞の一面を側に置き、時折りテレビに目をやりながらリビングで起稿する。(pm1・00からのTVでは65人が死亡 45人が安否不明と報道されている。亡くなられた方とその御親族の方々の悲痛な思いに瞑目します。

 狭い僕の部屋の窓際に、その昔に作った幅57cmの一枚板によるデスク(desk・つくえ)に妻君の部屋から掻っ攫った(笑)『BOSE』でJAZZのCDを掛けたり、主としてJ-WAVを聴いたりしながら眠りにつく。そこで時によっては、放映された僕にとっては貴重だと思ったコメントをメモを書き取ったり、ふと思い経って一文の起稿にその趣旨を取り込んだりすることがある。妻君は一味違うコンパクトなオーディオを購入して`BOSE`を僕に譲ってくれたのだ。

 ところでこの一文はこの日曜日の午後、隣室(妻君の部屋)の壁面と南側に設置したリビング(居間)に設置したDENONのオーディオを聴きながら(やはり主としてJAZZ)、時折りTVにスイッチを入れて、初夏の様相を味わいながら起稿している。

 そして昨日、愛用している2台のコンパクトカメラLUMIXのGF1とGX1に使用するレンズ、POWER ZOOM 45-175HDを購入し、ためし撮りをしたりした。なかなか良さそうだ。

 ターゲットは、建築ジャーナル誌に連載して6年を経た「建築家模様」の取材である。愛用しているニコンのシフトレンズや、プロフィールを撮る長玉などなど使いこなしてきたレンズ群が重くて負担となり、何とかしたいとの想いにもよっての心試し、試用してみるとこれらのコンパクトカメラは、十分、役割を果たしてくれそうだ。

 時が経たが、このカメラの世界も時代に対応してくれるようだ!それはそれで時の進展を心に留める。


一言ご苦労さんと!オーディオとのお別れ

2018-05-12 22:55:56 | 日々・音楽・BOOK

 この稿は、このタイトルの一言に尽きる。

僕の生活、大袈裟に言えば`生きること`に連れ添ってきてくれたことにこの場を借りて感謝したい。相手が音を紡ぎ出す`機械`だとは言え・・・メーカーはDENON。1NTECRATIO・・・コロンビアで仕事をしていた弟(一昔前に死去)の推奨によるもの、我が家(僕の・・・部屋の)の一角を担ってきてくれたオーディオの、アンプの調子がおかしくなって音がでなくなった。妻君が気の毒がって自分の部屋にある一組を譲ってくれた。BOSEである。なかなかの音だ! 

その妻君は、よりコンパクトなPANASONICのSC―HC400を購入する。

ところで我が家のメインオーディオは、一昔前にリビングに設置したこれも弟の推奨してくれたDENONのオーディオシステムである。ただスピーカーはスペースが狭いので小型しか入らず、それでもこだわって、弟と共に試聴して手に入れた小振りなONKYOの逸品。このシステム、この音に惚れている僕は当面このシステムで聴き続けることだろう。主として聴くのはJAZZである。 

ex。KEITH JARRETT のソロ、THE CARNEGIE HALL CONCERT。そしてMILES DAVIS QULTET(ex。1965-68)の「死刑台のエレベーター」オリジナル・サウンドトラック版は、何ともいえない味わいに満ちていて得も言われない。メンバーは、JOHN COLTRANE、MOCOY TYNER、JIMMY GARRISON、そしてELVIN JONESである。

この一文も、上記CDを音を落として聴きながら起稿している。


新春の一齣・雪景色

2018-01-24 11:11:08 | 日々・音楽・BOOK

 雪に見舞われた新春・1月22日月曜日の朝の我が家、交通状況を放映しているTVの画面と4階の窓から小田急線運行の様子を見ながら、どうやら通勤に使っているロマンスカーが走っていないことを確認する。TVでは小田急の様子がはっきりしないが、妻君がいつも使う急行が動いているようなのでと言うので、一緒に厚木駅へ向かった。

 各駅停車に乗り厚木から一駅、海老名で降りて急行の最後尾の車両に乗り込む。二人とも空いている席に座ることが出来た。

 その新宿、空は晴天、地面は真っ白、人の足跡をなぞるようにヨチヨチと事務所に向かう。<写真:早めに事務所を出て帰宅する帰り道・通り抜けた新宿中央公園の一齣です>


有賀神社へ初詣: 追記

2018-01-04 17:36:13 | 日々・音楽・BOOK

 北国は雪模様、札幌の一族(失礼、我が盟友連のこと)はその雪に瞑目・愛でていることだろう。さて、晴天に恵まれた今年のお正月、娘は今朝が初出勤とのことで昨日東京に帰宅。でもこの週末再度来宅し、小・中・校の仲のいい同級生連と飲み会だそうな!

 ところで此の新春。バックに繰り返し流しているのは、毎度お馴染みのキース・ジャレットの`Melody・At・Night・With・Youと、ジョン・コルトレーンの`Ballade`である。ついつい昨年に思いを馳せ、いやこの年の行く末(ちょっと大袈裟です!)を想いやるにふさわしいバラードである。まずキースを・・・

 そのキースのCDのジャケットの一文「難病からの復活に合わせて、1999年に発表されたソロアルバム。純粋無垢なタッチとハーモニィー、芳香が漂うようなスタンダード・・・とあり、正しく!と呟く。呟きながらその僕のこのデスクには味わい深いCoffeeが!・・・何時ものことです。このCoffeeが4時間ほど経つと、` 無ろ過生酒`千代光′か、八海山絞りたて原酒`越後で候′に変わる。西日の夕焼けが沈んだ頃に!

 新春の一齣、書き記してきたら、キースのこのアルバムの最後の曲,「1`m Through With Love」が流れてきた。しみじみと味わう。我が帰しこし方に思いを馳せながら・・・・・

 <写真 有賀神社初詣の一齣>


初詣で・有鹿神社へ・・・そしてMYUSEを!

2018-01-02 15:09:16 | 日々・音楽・BOOK

元旦。晴天に恵まれた此の地、妻君と暮れに来宅した娘と共に`有鹿神社`へ・・・「御神符・元旦祭・家内安全・有鹿神社祈祷御璽」を戴く。

 一夜明け、さて此の一文を起稿しながら聴いているのは、娘が持参したMUSEの「ABSOLUTION」である。わが音楽聴学暦にはない不思議な音階についつい我が若き日への思いを馳せる。更にそのジャケットにも惹き付けられた。TVでは箱根駅伝往路が放映されているが、我が母校明大が予選落ちして登場しないのでなんともつまらない。とは言いながらやはり眼が放せないのはなぜなのだろう・・・

 ところで、ついつい箱根、箱根と呟いてしまうのは、若き日、箱根で仕事をしたことがあるからなのだろうか!TVでは一号線の上り坂・箱根の山を、若き走者が必死で駆け上がっている。彼らとMUSEが同調しているような不届きな想いがふと沸いてきたりする。

 何時ものことだが集中力がままならず、エイッと此の稿UPする。