日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

晴天を見遣るこの秋の日に!

2019-10-30 14:29:56 | 愛しいもの

僕と共に大学病院に赴き、我が家に一泊した娘が、今朝、都内の仕事場(準大手の建築を担う会社)に出社。見事な晴天になったこの日、我が住む此の地の、昨今の我が身を取り巻く様々な様相を見やりながら、ささやかなこの一稿を記しておくことにした。

 この一文を起稿しながら聞こえてくるのは、この団地の建築群(外部)のメンテナンスを担っている作業の騒音(と言ってはいけないような気がしている)が…とは言え(連記になるが!)そこにはそれらを担う人達のいることに、ふと思いを馳せる。 

その音が一瞬停まると深閑にはならず、電車の走る音や、様々な集会案内をするこの一角のどこかに設置したスピーカーからの女性の声、この音に`寄り添うように`と言いたくなる幼稚園の子供達の叫ぶ声 (おそらくニコヤカに)、更に間を開けずにほとばしる烏の声、それらがまじりあってささやかながら(うるさくはなく)聞こえてくる。

それらの音を聞きながらふと、子供たちの叫ぶ声は、やはり叫んでいるのだ!と思わず笑みを浮かべてしまう。    


日々これ好日とはいうものの:暴風雨の中で

2019-10-22 14:47:38 | 添景・点々

テレビや新聞で報道された先般の台風19号による大雨によって、前項(8月28日)でその様相を記した相模川が、上流で決壊したとの報がなされた。川に沿う町の悲惨な様相がTVや新聞で報道され、嘗て訪れたことのあるそこに住む人々への思いに言葉もなかった。21河川決壊、死亡した方が80人を超え、行方不明の方も十数名いるとの報が伝えられている。

ところで、下流とはいえ相模川を渡る小田急線が動いているので気になり、川沿い近くの`有賀神社`にお参りした後、川の様相を樹々の間から見遣りながら相模川沿いの小道を歩いてみた。その通り沿いの雨で押し流されたと思われる樹木が両端に積み上げられて、川へ降りる小道・とも言えない隙間の傾斜地をそろそろと降りて川沿い地へたどり着く。

思いも掛けず、遠くに`大山`を観遣る川沿いの広い砂利広場。川の流れは速いとは言えこの地のあることをどう言い表すのが良いか、言葉が出てこない。

  `日々これ好日`とどこかに記載しようと書き始めたものの、この文言の置き場がない.