ベイシーでは、世界に知られるJAZZ界オーソリティの演奏がなされてきたことでも名を知られているが、ライヴハウスではない。
自社のつくったJBLのスピーカの音を聴きにアメリカから来た社長が、自社先達のつくった音に聴き入って驚嘆し、席を離れなかったというエピソードもまたよく知られている、と書きたいのは石山修武さんの著作でも伝えられているからだ。
ところで、あのカウント・ベイシーがここへきて演奏した日と、僕の新婚旅行の車中で出会った日がほぼ重なるような気もしていた。あの時、盛岡での公演があることを僕は知っていたからだ。
菅原さんとの話が弾み、寒くて演奏するほうも聴く僕たちも、震えながらオーバーを着てたなあ!そんなこともあったと懐かしそうにいわれると、さて我が新婚旅行はそんなに寒かったかなあ!と時系列がやや怪しくなる。
リアス・アーク撮影の話を切っ掛けに、菅原さんの撮ったカウント・ベイシーの写真を使ったレコードジャケットも拝見した。味わいのある笑顔のベイシーのその写真もなかなかいい。まさしく写真を撮る人でもあるのだ。ライカで、無論フイルムで。
テーブルの上に書きかけの原稿用紙がある。さりげなく太いモンブランが置いてある。朝日新聞岩手版に長年連載しているコラム(エッセイ)、今夜中に送れといわれていると苦笑している。2編の新聞記事のコピーをもらったが、バーナード・リーチとのひょんな出会いの一側面をひとひねりした引きずり込まれるような文章だ。菅原さんは書く人でもあるのだ。
とつらつら書き記していたら明日は大晦日、時の経つのは早い。寒くなった。政権が変わりいやな予感もするが、来年はいい年になりますように!
<写真 ベイシーの外壁>
自社のつくったJBLのスピーカの音を聴きにアメリカから来た社長が、自社先達のつくった音に聴き入って驚嘆し、席を離れなかったというエピソードもまたよく知られている、と書きたいのは石山修武さんの著作でも伝えられているからだ。
ところで、あのカウント・ベイシーがここへきて演奏した日と、僕の新婚旅行の車中で出会った日がほぼ重なるような気もしていた。あの時、盛岡での公演があることを僕は知っていたからだ。
菅原さんとの話が弾み、寒くて演奏するほうも聴く僕たちも、震えながらオーバーを着てたなあ!そんなこともあったと懐かしそうにいわれると、さて我が新婚旅行はそんなに寒かったかなあ!と時系列がやや怪しくなる。
リアス・アーク撮影の話を切っ掛けに、菅原さんの撮ったカウント・ベイシーの写真を使ったレコードジャケットも拝見した。味わいのある笑顔のベイシーのその写真もなかなかいい。まさしく写真を撮る人でもあるのだ。ライカで、無論フイルムで。
テーブルの上に書きかけの原稿用紙がある。さりげなく太いモンブランが置いてある。朝日新聞岩手版に長年連載しているコラム(エッセイ)、今夜中に送れといわれていると苦笑している。2編の新聞記事のコピーをもらったが、バーナード・リーチとのひょんな出会いの一側面をひとひねりした引きずり込まれるような文章だ。菅原さんは書く人でもあるのだ。
とつらつら書き記していたら明日は大晦日、時の経つのは早い。寒くなった。政権が変わりいやな予感もするが、来年はいい年になりますように!
<写真 ベイシーの外壁>