我が故郷(ふるさと)は何処だ!とふと考える。`故郷は遠くに在りて想うもの′ 何方の一言か!と ついつい言いたくなること無きにしも在らず。
WHY! 昨今 why が多いなあ!と 我 感歎・・・いやいや困惑!
我が住まいは、神奈川県海老名市にあるが、転居したのは16地(16回になります)。私は東京都杉並区で生まれましたが、赤紙で招聘された父は、フィリピン・モンタルバンで戦死。母は再婚せず、沢山の方々にサポートして頂き、私たち3人の子供(弟と妹:長男の我・弟と母はすでに死去)を育ててくれた。そして折あって東京新宿十二社(しんじゅくじゅうにそう)に建築設計事務所を構えたのです(既に事務所は閉じましたが!)。
嘗てフィリピンを訪ねたことがあった。案内してくださったその地に在宅している青年(日本人)に、父の死去した地を案内して頂き、その地の人々に父の死去した所(洞窟など…)訊いて頂いたが、沢山の日本人が亡くなったので、何処だか分からなかったことを思い起こす。
その折の、その地の人々の、申し訳ないような様相に心打たれたことが忘れられない。戦争を持ち掛けたのは日本人だったのに…その地の方々は大変な苦労をなさったのだろうに!と、何年経ってもこのフィリピンの人と、案内をしてくださった青年(日本人)の心遣いを忘れない。
さて、この交差点、実は上記フィリピンで案内してくださった日本青年の生地が、この新宿十二社 近辺だったのです!