2009.2.7
トヨタ自動車は2009年3月期の連結決算の業績予想を3500億円の赤字になると発表した。販売不振に歯止めがかからず、約1兆7千億円の黒字だった前期から大きく後退し、1950年3月期以来、59年ぶりの絢損失となるという。
この09年3月期の業績予想は昨年11月、12月に続き、3度目の下方修正であり、「トヨタショック」は更に広がる。それでも売上高は5千億円減の21兆円を見込んでいるというからすごい。
ダイハツや日野自動車を含む連結の販売台数は、年明け以降も悪化し、08年3月期に比して159万台減の732万台となると予想している。
これを反映してか、米格付け会社スタンダード・プアーズ(S&P)は、6日、トヨタの長期格付けを最上級の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に一段階格下げしたと発表した。
さすがのトヨタも他の企業と同様、従業員の削減や就業時間のカットなどでしのいでいる。子会社や下請けへの影響もはかり知れない。規模の小さいところほど深刻な状態であることは間違いない。トヨタ自体は、前年の利益が1兆7千億円もあったのだからこの際ドタバタしてほしくない。
車の販売台数がGMを抜いて世界一になったと騒いでいるのは、それもバブルである。短期間で成長を急ぐことは危ないとは、先のバブル景気で十分学習したはずである。トヨタ本体につられて、まわりの企業も背伸びし、破裂してしまった。トヨタに限らないことだが、規模が大きいだけに影響も大きい。
愛知県や豊田市など関係市町村の税収の減が政策に影響し、県民に思わぬしわよせも出てくる。
なんといっても世界のトヨタ、そのトヨタがクシャミをして、まわりがみんな重い風邪をひいてしまった。
トヨタ自動車は2009年3月期の連結決算の業績予想を3500億円の赤字になると発表した。販売不振に歯止めがかからず、約1兆7千億円の黒字だった前期から大きく後退し、1950年3月期以来、59年ぶりの絢損失となるという。
この09年3月期の業績予想は昨年11月、12月に続き、3度目の下方修正であり、「トヨタショック」は更に広がる。それでも売上高は5千億円減の21兆円を見込んでいるというからすごい。
ダイハツや日野自動車を含む連結の販売台数は、年明け以降も悪化し、08年3月期に比して159万台減の732万台となると予想している。
これを反映してか、米格付け会社スタンダード・プアーズ(S&P)は、6日、トヨタの長期格付けを最上級の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に一段階格下げしたと発表した。
さすがのトヨタも他の企業と同様、従業員の削減や就業時間のカットなどでしのいでいる。子会社や下請けへの影響もはかり知れない。規模の小さいところほど深刻な状態であることは間違いない。トヨタ自体は、前年の利益が1兆7千億円もあったのだからこの際ドタバタしてほしくない。
車の販売台数がGMを抜いて世界一になったと騒いでいるのは、それもバブルである。短期間で成長を急ぐことは危ないとは、先のバブル景気で十分学習したはずである。トヨタ本体につられて、まわりの企業も背伸びし、破裂してしまった。トヨタに限らないことだが、規模が大きいだけに影響も大きい。
愛知県や豊田市など関係市町村の税収の減が政策に影響し、県民に思わぬしわよせも出てくる。
なんといっても世界のトヨタ、そのトヨタがクシャミをして、まわりがみんな重い風邪をひいてしまった。
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