名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

関東地方で頻発する竜巻

2013-09-04 21:36:39 | Weblog
2013.9.4(水)
 9月2日、埼玉県と千葉県で強い竜巻が襲った。竜巻の強さを表す指標に「藤田スケール(F0~F5の5段階)」というのがあるが、今回のは強い方から四番目の「F2(風速50~69メートル)」に相当するという。
 今回の竜巻による被害範囲は、さいたま市から茨城県にかけて長さ約19キロ、幅100~200メートルの帯状と大きく、昨年茨城県つくば市などを襲った竜巻の約17キロを上回っている。これは国内で史上6番目に長いという。
 合計64人(うち7人が重傷)が負傷し、613棟の建物に被害があった。多くの家の屋根が剥ぎ取られ、街路樹やコンクリート製の電柱がなぎ倒されるという惨状を呈した。
 国内で過去最も強い竜巻は1990年の千葉県茂原市、2012年5月の茨城県つくば市と常総市を襲った竜巻で、F3(風速70~92メートル)がある。
 また今日は、台風17号の影響もあって、北からの寒気と台風に伴う南から暖かい空気がぶつかり合って大気の状態は異常に不安定となり、全国各地に大雨をもたらした。こんな中で、栃木県でまた竜巻が発生し、多くの建物に被害をもたらした。
 東海地方では、愛知県や岐阜県で異常な豪雨に見舞われた。名古屋では都心部で1時間当り110ミリというかってない降りかたとなった。このため、名古屋市は、4日午後5時10分、浸水のおそれなどがあるとして、市内全域に、避難勧告の1段階前にあたる「避難準備情報」を出した。230万人の市民は一体どこへ避難するのであろうかと考えさせられる情報である。
 それにしても今年の夏は、異常な暑さの中で、少雨かと思えば、ゲリラ的なピンポイントでの豪雨が各地を襲うという正に異常気象そのものであった。

 

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