会わなきゃ、よかったのに。
原作モノ映画でヒットを飛ばして売れっ子になったカントクが、自分の企画・脚本を形にした。さすがにブランドがあるから、役者も予算も贅沢だったけど、構想を長いこと暖めすぎて腐らせちゃったような作品だ。やりたかったことは多分、ちょっとわかる。ジブリのようなペンギン村のようなトンマッコルのようなロスト・チルドレンのような、どこかで起こるファンタジー。でもリアルと幻想が混じりすぎて、どちらにもいれ込めない状況になってる。また登場人物に無駄なフリが多すぎて、まとまりきらんもんだから、イライラする。昔好きだった人は、長い間会わないうちにどんどん頭の中で美化されて、同窓会でガッカリなんてことはよくありがちだけど、映画にも妄想が現実を越えちゃうパターンってあるんだなぁ。
原作モノ映画でヒットを飛ばして売れっ子になったカントクが、自分の企画・脚本を形にした。さすがにブランドがあるから、役者も予算も贅沢だったけど、構想を長いこと暖めすぎて腐らせちゃったような作品だ。やりたかったことは多分、ちょっとわかる。ジブリのようなペンギン村のようなトンマッコルのようなロスト・チルドレンのような、どこかで起こるファンタジー。でもリアルと幻想が混じりすぎて、どちらにもいれ込めない状況になってる。また登場人物に無駄なフリが多すぎて、まとまりきらんもんだから、イライラする。昔好きだった人は、長い間会わないうちにどんどん頭の中で美化されて、同窓会でガッカリなんてことはよくありがちだけど、映画にも妄想が現実を越えちゃうパターンってあるんだなぁ。